1月教会長さん【1月の教会長メッセージ】
明けましておめでとうございます。神戸教会は、お陰さまで4月には発足60周年を迎えます。本当にありがたいことです。多くの先輩幹部さん、信者さんの懸命の菩薩行、布教伝道の精進のお陰さまで、素晴らしい生き生きとした教会に発展、成長して参りました。たくさんの善き友が集う温かなオアシス教会です。


今、時代は混沌としています。明るい平和な将来を子供たち、孫たちの世代に残せるかどうかは、今を生きる私たちの生き様にかかっています。私たちは、菩薩として責任を持って明るい未来を切り開いていく使命をご本仏さまから頂いているのです。一日一日を大切に、菩薩として生きていきたいと思います。60周年を迎えるにあたって、たくさんの方々が知恵を出し合い、素晴らしいテーマも決定いたしました。「ありがとう60年! -絆・やさしさ・思いやり- 神戸から世界へそして光り輝く未来へ」です。魂に触れる、情熱に溢れた、まさしく神戸教会らしいテーマだと思いませんか!慈悲とはやさしい思いやりに満ちた情熱の塊です。たくさんの仲間と共に情熱を持って前進して行きましょう。
会長先生は新年のご法話で、合掌の大切さをお説きくださっています。「仏性礼拝」を旨とする仏教徒にとって、合掌の精神は常に大切であること、合掌は身心の健康を培う基本の姿勢であること、合掌は相互尊重の精神を端的に示す人間のみに許された姿であること、合掌し合う世界に争いは起こらないこと、そして身近な家族や友人に掌を合わせているでしょうか、と問われています。
皆さん、如何でしょうか。改めて合掌の素晴らしさをしみじみと教えていただきました。神戸教会も還暦です。還暦は暦が還える、すなわち原点に戻る年です。真の合掌の精神に立ち返り、我人共に仏に成るの情熱を持って、生きていく年回りです。勇気を持って、身近な家族や友人にも合掌できる自分になっていきませんか?私自身も実践をお誓いします。お互い様に手に手を取り合って、光り輝く未来に向かって一歩一歩、前進していきましょう。皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。   合掌