垂水団参1
10/31~11/1の本部お礼参りの団参に参加して

私は昨年、検診で乳癌が見つかり手術をしました。発見から手術、治療中から現在に至るまでいろいろな方にお世話になりましたが、特に家族には一番心配を掛けました。さまざまな思いやお礼を込めて、今回の団参に参加させていただきました。

大聖堂のご本仏さまに対面し、諸々の経過を思い浮かべながら、ご守護を頂いたことにお礼を申し上げました。身体をそっと真綿でくるんで下さっているような温かさの中で、静かな心になって行くのを感じました。いつまでもお顔を眺めてお話していたい・・・、そんな気持ちでした。

道中では、他の方の事例を通していろいろと学ばせてもらいました。私たちは自分自身に振りかからない突然の現象に対して、なかなか自分の事として受け留めるのは難いです。ところが、当事者もまた関係ないと思われる人も、その中から必ず教えてもらえる事があるということが解りました。目の前の現象から何を学んで行ったら良いかを、改めて教えて頂いています。学びのチャンネルを仏さまに合わせて、これからの人生を幸せに過ごしたいと思いました。

片道8時間も掛かる厳しいバスでの団参を家で心配してくれていた家族へ、素直に「ありがとう」が言えました。そして、支部長さん始め主任さん、支部の皆さんのお心づかい、本当に感謝しています。有難うございました。また来年も参加できる様に、毎日の小さな一歩を大切に精進して行きます。≪合掌≫  “Y”

垂水団参2