六甲支部 佼成1月号
  M組長(70歳)
 ある日の夜、電話があり、局番を見ると大阪の局番で、私は大阪に知人があるわけでもなく、誰かと思い出ました所、「私、Nです。」との事、一瞬頭はパニックになりました。それは私の亡き母が45年も前に佼成会に導いた方のお名前でした。
 私はその頃独身でOLをしていました。家が近所だったので、私もNさんご夫婦とは親しくさせて頂いていました。年月が流れ、私たちは東京へ引っ越した為、音信が途絶えていました。数年前、母も97歳で亡くなりました。今日のこの日まで、私はNさんの事はすっかり忘れていたのですが、Nさんは、私の事を大変気にしていて下さったようです。
 佼成1月号に、クイズを出した時の私の感想を「おたよりプラザ」に載せて頂きました。数行の文面を見ただけで、私であるかどうか、大阪教会を通じ神戸教会に調べて頂く様、支部長さんにお願いされたとの事でした。導かれた親の子供である私とわかり、電話下ったのです。
 思いがけない事で、二人とも涙涙で声も出ませんでした。Nさんは79歳、御主人は80歳、お二人ともお元気だそうです。「今の幸せがあるのは導いて頂いたおかげです。」と言って頂きました。お互いに長い年月に色々あったけど、元気でいる事をただただ喜びあいました。45年もたっているのに、私を心配して下さっていた事に、その優しい心、本当に本当に感謝でありがたく思いました。
 やっぱり佼成会会員は、全国つつうらうら、みな仲間である事を痛感i致しました。私もこの事により、人様を大切に思い、優しい心で接していきたいと思います。        合掌
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