【2月のメッセージ】日々ありがとうございます。

2月4日より「庚(かのえ)子(ね)七赤金星(しちせききんせい)」の年に入ります。庚も子も「継承」「変化」「繁栄」と縁が深く、今年は、「さらなる繁栄をめざして、引き継ぐべきものを維持しつつも改めるところは思い切って更新し、新しい環境に対応していける体制に変革する年」となりそうです。会長先生より、教団創立百年を展望して「一年計画ならば穀物を植える、十年計画ならば樹木を植える、終身計画ならば人を育てるに及ぶものがない」と人材育成、人を植えるという根本命題に取り組もうとお示しいただきましたが、庚子の年はいみじくも次世代への新しい芽吹きにつながる更新(環境や体制の準備)の好機といわれています。また、年頭法話では、「家庭こそが人間形成の根本道場である」と教えていただきました。七赤中宮の年は、「人々が集い、家庭的な潤いを求め娯楽などの喜びもある反面、わがままがでやすく、不平不満、言動による争いになりがち」とありますので、家庭が真に潤いのある沢(オアシス)となるためにも、先祖供養、三つの実践を励行しながら「少欲知足」を旨として、「ありがとう」の言葉かけを大事にさせていただくことが肝要です。

今月の会長法話は生きがいをみつけようです。涅槃会の月、釈尊がご自身の死を通して「生きとし生けるものは、みな、いつか必ず死を迎える」という実相お前も、死ぬぞを示されたと教えていただきます。生まれては死に、死んでは生まれという「いのち」の流れの中で生きる意味を教えてくださっています。法華経の「法師品」に「衆生を哀愍(あいみん)し願って此の間に生れ」(苦しみの多いこの世の私たちは願って人間として生れてきた)というくだりを通して本当の生きる意味を教えていただきます。私たちは、身のまわりで起こる悲しい出来事に出会ったり、つらい体験、苦しい思いをしたりすることが多々あります。しかし、自分から願って、この世界(状況)に入ってきたということを受けとめると救われます。そして前向きに進んでいこうと思います。

今月は、涅槃会・節分会があります。発足70周年の2月。すべてのご縁を私の「発(ほつ)」にして神戸から世界へ 時空をこえてつながろうのテーマのもと「いまだかつてない」布教精進をさせていただきましょう。  合掌

教会長 西村 季代子