日々ありがとうございます。

三寒四温を繰り返しながら、春がもうそこまで来ております。先月の3日には、4年ぶりに節分会を教会集合でさせていただきました。生田神社の加藤名誉宮司さまより節分の意義を教えていただき、卆寿のお祝いをさせていただきました。名誉宮司さまの益々のご健康とご多幸を祈念申し上げます。

今月の会長先生のご法話は「『慎み』は、『慈しみ』から」です。一人ひとりが身と言葉を慎むことの大事さをご指導くださっております。

【「慎む」とは思いやること】

①なんの気負いもないちょっとした所作のなかに、人としての慎み深さとあらゆるものを包みこむ慈悲心を感じる。(慎みと慈悲は一体)

②他を思いやって言動を慎み接するなかで、自他一体感に気づくことが大切である。

【身近な実践から世界の実践まで】

①同信の仲間一人ひとりが、仏の教えを学んでいつもいきいきとして、謙虚で慎み深く、それがひいては地域、社会の人々の心にぬくもりや元気を与える教団や教会であり続けることが大事。

②宗教や宗派の枠を超えた仲間が、世界的な課題の解決をめざして対話を重ねることが大切。

婦人部法座に未会員のお友達をお連れしてきた婦人部のAさんがいました。家族の悩みを出されるお友達のことを自分のことのように涙ぐんで話されるAさんの慎み深さと、お友達のことを包みこむ慈悲心を感じ、心が温かくなりました。

今月は、教団創立86周年記念日の月です。また、大聖堂建立60周年の年でもあります。会長先生より「偉大なるものに参る」と今年の心構えをいただいております。創立当初からの「親孝行・先祖供養・菩薩行」の教えをもとに、いつでもどこでも身と言葉を慎み、慈悲の実践をし、感謝で布教精進させていただきましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。

合 掌

教会長 西 村 季 代 子