漢字で覿面と書くんだ。意味は「目の当たりに見ること」特に禅宗では修行僧が偉い老子さまに会見することを言うんだ。老子さまは、一目見ただけで弟子の心を見通してしまうので覿面という言葉に「たちまち」という意味が生まれたんだよ。

佼成出版社「The Yakushin」1993年2月号・法華経日常語辞典より