これは梵語で『ブッダ・ウトパーダ』と言って、本来は仏さまがこの世にお出ましになられたことを指すんだ。他には『出世間』の略として世間をこえるという意味もあるよ。今では、もっと俗っぽい意味合いが強いけどね。

佼成出版社「The Yakushin」1993年2月号・法華経日常語辞典より