「大好きなナオヒトさん おはようございます。大好きなタンちゃん おはようございます」
今我が家では、主人と犬に挨拶する、こんな言葉から朝がスタートします。

「大好きな〇〇さん おはようございます」と挨拶していくと「我」が取れますよ。と教えてもらい、さっそく実践して2か月ぐらい。

我?っていうのは、自己中心な心などのことだと思うのですが、その我が減ってくるというのです。

実践している皆さんからは、大きな変化があったと聞いたりして、私には変化がないな~と少しがっかりしていました。

昨日病院に行き、いつもより混んでいて、予約の時間より2時間押し。いつもの私なら「予約の時間なんて有って無いようなもんだな」とうんざりしていると思います。しかし昨日は「それだけ先生が一人ひとりしっかり診察してくれているんだな」と思いました。

庭野日鑛会長ご著書「心田を耕す」の中に、教育者の竹下悟さんの『いのちに出会う旅』の中の詩が引用されています。

遊んでいるときには せまいせまいというて 遊んでいる

朝会のときに石を拾わされると 広い広いというて 拾うている

同じ運動場なのに、遊んでいる時は狭く感じ、石を拾いなさいと言われると広く感じる。いかに人間が自己中心に考え、自分勝手にものごとを見ているかが表現されていると、会長先生はおっしゃっています。

なるほど。本当にそうだなと思いました。病院で待っている時は「長い」と感じ、診察してもらっている時は、先生が話を聞いてくれる時間が「短い」と感じる。私中心の考えから、不満が生まれていんだと気づきました。

自分のことだけでなく、色々な角度から見ることが出来た自分自身に気づけ、変化がないと思っていましたが、少しずつ、でも確実に私も変化していると感じれました。(スタッフ I)