11月教会長メッセージいよいよ開祖さま生誕会の月を迎えました。開祖生誕百年、誠におめでとうございます。
今年前半、教会のなかを7ブロックに分けて、組長の集いをさせていただきました。そのなかで私は開祖さまのご聖業を次のように三つにまとめさせて頂き、皆さんにお伝えさせて頂きました。
一、久遠本仏の勧請
二、在家仏教の確立
三、宗教協力を基とした世界平和活動
開祖さまは、三国仏教史上初めてといわれるように本会の本尊として法華経に説かれる久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊を勧請し、


在家の人が在家の人を導きお救いしていく道を開かれ、確立し、宗教の願いはひとつというところから宗教協力を推し進め世界平和への道を切り開いていかれました。以上のこと以外にもたくさんの大事な事柄がありますが、会長先生から信仰新生を打ち出されている今、もっとも私たちに大切なことではないかと思われます。
本年「師の跡を求めず、師の求めたるところを求めよ」とご指導下された会長先生は、11月の『佼成』ご法話の中で、「開祖さまはご入寂なされましたが、永遠のいのち―法身―として生きておられるので、私たちが真剣に道を求め修行するなかに、開祖さまの願い、求めたるところを感得することができるのです。」とご指導くださっておられます。私たちはただ形の上で開祖さまを追い求めるのではなく、このご指導の下しっかりと自らが実践し、布教伝道をさせていただく中に、開祖さまの生きた働きを感じさせていただくことができるのではないかと思われます。ホップ、ステップ、ジャンプの大切な本年そしてまた今月、精一杯開祖さまの願いに沿った精進をさせていただきましょう。          合掌