5月教会長さん【5月の教会長メッセージ】
4月は、教会発足63周年おめでとうございます。たくさんの方と出会い、懐かしい人とのふれあいもありましたね。先輩のおかげさまをかみしめ、感謝の気持ちを深めさせて頂きました。たくさんの気付きや驚きを頂き、磨かれて、成長することができたでしょうか?


5月は、神戸まつりがあり、青少年育成月間。若い人たちに仏さまと出会ってもらい、輝かしい人生を歩んでほしい。私たちは一人ひとりと関わりあって、皆さんの人生が輝くようなご縁にならせて頂きましょう。

今月の佼成では、「怒ること、叱ること、諭すこと」本気で叱られると 嬉しくなり、叱られたことが感謝に変わる。そして、怒りのとき、仏を思うようにと 自己コントロールをご指導くださっています。

まず、怒るというのは感情です。相手に思いを伝える時、その感情のまま伝えるのは論外で、人を尊重するという仏性礼拝の心が大切ですね。「相手と心を通わせるにはやさしく諭すというあり方がふさわしいように思います」と会長先生はおっしゃっておられます。

怒りが湧いてくるのは、感情なので仕方ありませんが、その怒りをそのまま面に表すのではなく、コントロールすることができたらよいですね。ちょっと冷静になるまで待つとか、一時間説教したくなるところを「バカヤロ¬¬ー」の一言で収めるなど、コントロールの仕方はそれぞれですがそれも努力が必要です。

皆さんが怒るときはどんな時でしょうか?
「誰に向かって、言っているのだ」と相手を見下しているときですか、相手が間違っていると思って、「正しいことを言ってやろう!」と思うときでしょうか、それは、驕慢の心になっているからではないでしょうか。何かを伝えるときに、人を思いやるやさしさがあったか、本気で相手の幸せを願ってふれあっていたかと、自分の心の点検ができることが大切だと思います。仏を念じ、謙虚な心を取り戻してふれあいましょう。

人を育てることと怒ることは別のことで、段階がありますから、相手を尊重すること、自己を省みる修行をしていきたいものです。いろいろな花が咲き、さわやかな季節になりました。ふれあいを楽しみに、さわやかに輝く人生を歩みましょう。   合掌