1月17日 神戸教会では阪神淡路大震災で犠牲になられた方、6400余名の17回忌慰霊法要が行われました。

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16年前のこの日、北支部は道場当番でした。仏さまへのお供え物の準備の為に、前日の晩から支部の皆さんと教会に宿直し、朝から忙しくしていました。突然、地鳴りと共にド~ンと突き上げるような大きな揺れがあり、年配の地区会計さんは腰を抜かされていました。玄関のシャンデリアが落ち、重たい喜捨箱が傾いてズルズルと滑っていきました。そんな中でもご本仏さまは倒れることなく、立っておられました。守って頂いたと思いました。  O主任さん

北支部 1・17奉献北区は大きな被害はありませんでしたが、子供達が寝ている足元に物が倒れ、人形が壊れました。子供達の身代わりになってくれたんだなぁと思いました。今回の慰霊供養の式典で北支部代表で、初めて奉灯の儀に参加させて頂きました。震災後、姿を見かけなくなった、行きつけの散髪屋さんの方を案じながら奉灯のお役をさせて頂き、荘厳な気持ちになりました。  H地区会計さん

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北支部 1・17震災当時、私は大阪の堺市に住んでいました。震災前日の16日に家族で初めて、神戸の六甲山へスキーに行きましたが、主人に急用が入り神戸の実家の両親には、挨拶だけで帰りました。翌朝の地震、大阪でも冷蔵庫が大きく前後に揺れていました。もし泊まっていたら…阪神高速を走っていたら…と思うと身震いがします。何か使命があって救われたんだと思いました。

三宮の東遊園地の時計は5時46分と指したまま、復元されています。亡くなった同級生を思い出し、毎年、生かされていることの大切さを確認するために、お参りに行きます。これからも命のあることの有難さを伝えていきます。 合掌 H

ライン 草