2016.1.17 阪神淡路大震災から21年を迎え、多くの犠牲になられた方々を偲び、神戸教会では今年も慰霊法要式典が行われました。
その当時の池田教会長さんをはじめ教会役員、ご遺族並びに被災された方が献花されました。
淡路支部では、当時のT支部長さんが献花をされ、お説法は支部会計をされていたAさんがさせていただきました。
また、♪しあわせ運べるように♪の合唱には小学6年生のNくんが参加してくださいました。

20160117 献花

 
献花に出られたTさんの感想
13日の教会当番のかみしめ法座の中で支部長さんのお言葉で心構えを頂き、16日から前泊、当日の朝には東遊園地のセレモニーに参列出来て、心をきちんと整えて有難く献花をさせていただけました。

お説法をされたAさんの感想
震災21年のお説法を、と言われた時、「なんで私なん?」と思いました。
でも、今思い返してみて、自分の足りないところを内省する機会を与えて下さったと感謝させて頂いています。
これからは、その都度自分を見つめなおしていきます。

合唱参加のNくんのお祖母さんの思い
教会が大好きで楽しいと言って教会の行事に進んで参加してくれています。
学んだり教えたりしながら仲間ができることが嬉しいようです。
お祖母さんとしては、孫の姿を見て、逆に頑張らないと、と思わせていただいています。

献花に使われた水仙の花は、淡路支部の会員さんが、お知り合いの田んぼに咲く野生の水仙を分けて頂き、お一人で300本を摘んで準備をしてくださいました。

水仙の花に込められた“真心“が亡くなられた方へ届きますように…と願いながら、私たちも“真心“を持ってご供養させて頂きました。
近い将来に大きな震災が必ず起こると言われている今、当時の教訓を無駄にせず、現在を元気でいられることに感謝し、絆を深め、みんなで前を向いて歩んで行こうと思いました。 合掌  E文書布教主任