「1月31日神戸教会の会議に出席して下さい。」と髙橋支部長さんから話がありました。
淡路 三部経 その日は1月22日から始まった10日間の寒中読誦修行(早朝6時から所依の経典である法華三部経を読誦すること)の最終日でした。

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そして、支部長さんは「その会議に一人で車で来るように(一人でも行けるように練習をしておくように)」とのこと。私は今まで一人、車で淡路から神戸教会に行ったことがなく、そのうえ10日間の早朝の寒中読誦修行で寝不足も気になり、とても不安でしたが、神戸教会への往路は、緊張もあり、無事に教会に着くことができ『ホッ!』、10時からの会議に無事出席させて頂くことができました。

ここからです
会議は12時で終わり、地下3階の食堂で美味しいお弁当を頂きました。
食事を終え食器を洗い場に持って行こうと、椅子から立ち上がり二、三歩進んだ所で汁椀を床に落とし、割ってしまいました。

     やってしまった    (写真は再現です)   

淡路 お椀
床に落ちた音がしたので、食事をしていた周りの人は、私に注目! 淡路 手渡し
私は、割れた汁椀のかけらを拾い集め、すぐに食堂の社長さんに「申し訳ありません。汁椀を床に落とし、割ってしまいました。どうすればいいですか?」と詫びると、社長さんは「あっはっはっ」と笑いながら、私が持っていた汁椀のかけらを、そっと受け取って下さり、「かまへん。かまへん。100円でもお通し(布施)してくれたらいいわ」と笑顔で許して下さいました。

このことを3階に居る支部長さんに伝えなくてはと、急ぎ3階へ・・・。
支部長さんは、「社長さんはなんておっしゃったの」と・・・私が社長さんの言葉を伝えると、「そう、よかったね!気をつけて帰ってね!」と言って下さいました。

不思議です
淡路 高速1階に下り、お通し(布施)をし、ご本尊さまにご挨拶をして、いつもの帰りのコースをと、教会からすぐの高速の入口に向かうと、料金所のおじさんが「良かったね!今まで閉鎖してたんやで、たった今開いたとこや!」と言うのです。

もし、汁椀が割れてなかったら
すぐに帰れたと思います。でもいつもの帰りのコースはまだ、高速の入口が閉鎖している状態であれば、この帰りのコースしか知らない私はどうしただろうか? 

もし、汁椀が割れてなかったら
帰り道は、美味しいお弁当を頂き、睡眠不足で居眠りが出てたかもしれません。

汁椀が割れたことにより
帰りの時間が遅れ、閉鎖されていた高速の入口が、ちょうど開いていつものコースを無事に帰ることができました。

汁椀が割れたことにより
割ってしまったことで眠気が起こらなかった。

そして、汁椀が割れたことにより
食堂の社長さんの温かい言葉に〝相手を許す心を、笑顔で許す心〟を教えて頂きました。どれだけその言葉で、私が救われたでしょうか。

このことは、「悪因善果、善因善果」です。悪いことを悪く見るのではなく、良い見方(正しい見方)をしなさい。」といつも教えて頂いていることです。
このことを通して、支部長さんの言われたことを素直に実践させて頂いたことで、一人で車で教会へ行く自信がつき、本当に仏さまに生かされているんだ!・・と強く感じました。

とても有り難かった一日でした。
食堂の社長さん、本当にありがとうございました。合掌   (K.U)