「ぼくがおおきくなったら」という絵本を読んで・・・。

原作:くすのきしげのり 文絵:いもとようこ

 心に残ったことは、最後にきつねが「おおきくなったら、せかいでいちばんしあわせになるんだ。」と言ったところです。森の動物たちが大きくなったら自分の親のようになりたいと自慢します。きつねは自慢できることがなく、何も言えずに家に帰ってお母さんに話をしました。お母さんは、お父さんと出会って子供が生まれたことが世界で一番幸せと言いました。自慢することがなくても幸せだと思えることがステキだと思いました。みんなが人とくらべず、家族がいることが幸せなんだと思えたらもっとステキだなと思います。(10歳)

こんな娘の読書感想を聞いて、私は家族のあり方を考えました。

8月から体調が思わしくなく、その上仕事も忙しく毎日があっという間に過ぎます。そんな中でも

帰る家がある。

「おかえり」と言ってくれる人がいる。

家の手伝いをしてくれる。 

当たり前になってしまい感謝の心がなくなっていました。その上「しんどいからもっとして欲しい」と高望みをする自分がいました。

家族がいることが本当に幸せなんだと思い、いつも忘れてしまう感謝の心を沢山伝えていくよう努力させて頂きたいと、10歳の娘を通して親である私自身、学ぶことができました。