ウクライナ紛争・平和祈願ならびに犠牲者慰霊のための通読供養が、3月13日日本時間の17時から行われ、世界26か国の立正佼成会の海外拠点と国内教会32教会・拠点が読経供養の導師のバトンを渡しながら法華三部経全巻を読誦しました。

 「ウクライナの戦火で震える中、立正佼成会という仏教徒の人が自分たちの為に祈ってくれていると知っている人がいます。勇気づけられ励まされている人がいます。」と教えて頂きました。そして、「私たちの平和への祈りは、必ずウクライナの人へ、そしてロシアの人びとにも届きます。ウクライナの人びともロシアの人びともすべての人の仏性を礼拝することをお誓いしながら、ご供養をさせて頂きましょう。」と心ひとつにご供養が始まりました。

 私も通読供養に参加させて頂き、モンゴル語や英語でどこを読んでいるか分からず、合わせるのがとても難しかったのですが、祈りを届けたい一心でご供養をあげていると、世界中の人と繋がっているように感じました。

個人・家庭・社会・世界へと平和が繋がり、個人の魂を浄め、それにより人類全体の救いをめざすと教えて頂いています。ウクライナの方への支援はもちろんですが、私個人の魂を浄め、世界平和につながる為の一歩は何をしたら良いだろうと考え、まず相手を責める言葉を出さないようにしようと思いました。しかし、日々自然と不平不満を口にしていることに気づかされました。せっかく主人が買ってくれた物に対しても、自分が思っていたものと違うと「何でこれ?」と言っている私・・・。どれだけ自分の思い通りにしたいのかと情けなくなりました。何度も相手のことを考えて行動するように努力してきたのですが、まだまだ私はこの段階なのだなと思います。しかし、落ち込んでいるわけにはいきません。私個人の向上がなければ、世界平和はないのですから。相手の気持ちに寄り添える私になれるよう、努力を続けていきます。【スタッフ I】