【5月のメッセージ】日々ありがとうございます。
先月上旬から今月6日まで出ています緊急事態宣言が、1ヶ月程度延長になりそうです。先行きの見えない不安、感染の恐怖、在宅勤務や学校休校で四六時中家族と顔を合わせるストレス、運動不足、マスクや日用品の不足……。さまざまなことが要因でイライラしやすく、自己中心になりがちな毎日ですが、教えのおかげさまで、悠々として、心安らかに過ごせることに感謝したいと思います。

奈良・東大寺では、宗教者が一堂に会し「新型コロナウイルス感染症の終息と罹患された方々の早期快復、及びお亡くなりになった方々の追福菩提のため、宗教・宗派を超えて共に祈ります。」と、毎日正午には「共に祈ろう」と呼びかけています。「時間だけの密接、お互いの気持ちを密集させて、密閉されたような社会の雰囲気を吹き飛ばす」という“祈りの3密”です。

会長先生は、法華経「勧持品」の「我身命を愛せず 但無上道を惜しむ」の一節を通して、「生かし生かされあう縁(えにし)に感謝する」大切さを教えてくださっています。教えを伝えるとき、相手を変えようとか、説き伏せようとかではなく、仏さまへの絶対的な信をもち、楽しく仏道を歩む後ろ姿で導く人になっていきたいものです。

今月は青年の日があります。毎年この日は神戸まつりに参加していましたが、中止になりましたので、教会独自の取り組みを計画しています。青年への後押しをお願いいたします。今月も引き続き、三部経読誦の祈願供養をしていきましょう。そして、「即是道場」の精神(信仰姿勢)に沿って、これまで以上にご供養、手取り導きといった基本信行に邁進させていただきましょう。そして、すべてのご縁を私の「発(ほつ)」にして、神戸から世界へ 時空をこえてつながろうのテーマのもと「いまだかつてない」布教精進をさせていただきましょう。  合掌

教会長 西村 季代子

 ※「KOBEちゃん」誕生!
昨年、皆さまに募集していました発足70周年記念の神戸教会のキャラクターが誕生しました。たくさんの応募作品の中から、実行委員会で審査した結果、教会を模っ(かたど)た作品数点を結合して生まれた「KOBEちゃん」です。応募してくださった皆さまありがとうございました。

今後、「KOBEちゃん」は、いろいろなところで活躍すると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。