5月の教会長さん【5月の教会長メッセージ】
去る4月11日には神戸教会発足60周年記念式典を迎えることが出来ました。教会サンガ一丸となって、素晴らしい「命の日」の式典となりました。子供さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、心一つになることが出来ました。『今、生きているって素晴らしい!とってもありがたいことなんだ!私にもできることがたくさんあるんだ!誰かのために、誰かが喜ぶために命を使っていきたい!』参加者全員がそんな決意を胸に深く深く刻むことができたのではないでしょうか。


最後のフィナーレの子供や青年たちの力強いダンスや歌、参加者全員で歌った『ビリーブ』の大合唱・・明るい未来を信じ、やさしく、思いやりの心で生きて行こう・・私も、木ノ下さんと肩を組んで、子供たちや青年、お母さんたちに混じって思いっきり笑顔で歌いました。神戸教会全館の参加者が一つになった瞬間でした。人は一つになれる、寄り添うことができる、一緒に生き、一緒に笑い、一緒に泣くことができる!「やさしさ、思いやり、絆、仲間」大震災以降の神戸の合言葉が脳裏をよぎりました。「絆・・たった一字だけれど、こんなにも人と人とのつながり、人と社会、世界とのつながりをやさしく表してくれる言葉があるだろうか。サンガの絆を大事にして行こう。そしてその絆を広めて、家族の輪を世界中に広めていこう。それが、仏さま、開祖さまが願われていることなんだ!」
なんとも言えない清々しい感動に包まれました。皆さんが笑顔一杯でした。いつまでも続く拍手、人は一つになれたとき、最高の感動を覚えるのだと思いました。それは、元々人は大いなる一つの命につながっているからなのでしょう。
とても素敵な場にいることができたのも、仏さま、開祖さま、会長先生、ご先祖さま、両親、導きの親さま、そして、たくさんの先達や人さまのお陰さまです。そのご恩に感謝し、家族の絆を世界中に広めるために、私たちは世界に向かって、光り輝く未来に向かって一歩一歩を大切に歩みながら、前進していくことを誓わせて頂いたのです。
『私は今日、誰に何を捧げることができるだろうか。私は今日、どんな布施行をさせて頂けることができるだろうか。家族のために、世界のために』
会員の皆さま、本当にこの一年間の必死の慈悲行、ありがとうございました。これからも手を取り合って、支えあい、励まし合いながら、仏道を歩んで参りましょう。 合掌