5月教会長さん【5月教会長メッセージ】
爽やかな五月を迎えました。こどもの日、みどりの日、母の日と、私たち人間にとって、とても身近で、大切な存在に感謝する日が続きますね。まず、みどりがないと、私たち人間だけでなく、すべての動物は生きていけません。植物は、私たち動物がはく二酸化炭素を吸収して、私たちに酸素を与えてくれます。切っても切れない、いのちのパートナーです。お互いに生かし合っている大切な存在です。せめて、みどりの日には、一日中、心の底から身の回りの「みどりさん」に感謝を表して過ごしたいと思います。
次に母の日です。


私たち今生きている人間は、一人として例外なく、母から生まれたこどもです。母は、命を授けてくださった仏さまの遣い人と言ってもいいのではないでしょうか。 一番身近な母親に生んでくれたことへの感謝を捧げることは、大本の仏さま、連綿と命の灯を繋いでくださった無数のご先祖さまへの感謝にも繋がると教えて頂いています。母の日には、みんなで、勇気を持って、心の底から、「お母さん、私を生んでくれてありがとう」と言わせて頂きませんか?
子どもの日は、わが子、人さまの子どもさんに関わらず、私たち大人が子どもに感謝し、子どもから学ぶ日です。子どものお陰さまで、私たち大人も人として成長することができると会長先生は教えて下さっています。子どもの日には、じっくりと子どもに感謝し、何かを学ぶ気持ちで一日を過ごしたいものですね。私も東京に帰り、実践したいと思います。
今月の佼成で、会長先生は「ともに学び育つ」と題し、大人の役割と、子に学ぶ大切さをお説き下さっています。親としての最も大切な役割は、親自身が、人生を有り難く、いますでに恵まれている幸せに感謝しながら、いつも笑顔で楽しく生きていくことと教えて下さっています。そして、大人、親は子どもに教えようとしがちですが、実は子どもに学ぶ姿勢こそ大事であること、一人前の人になるために子どもに育ててもらっていると受け取ることが大事であること、特に、幼な子の素直さ、柔軟な心を学ぶことが大切であることを教えて下さっています。
身近なみどりやおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子どもさん、お孫さんたちにたくさん感謝し、学びながら、笑顔を絶やさずに、感謝と喜びで、今月も菩薩行に精進させて頂きましょう。   合掌