5月教会長さん【5月の教会長メッセージ】
教団の誕生日が3月にあり、4月にはお釈迦さまの誕生日と神戸教会の誕生日がありました。
諸仏出生に一大事因縁があるように、私たちにもある自分の因縁使命を自覚し、今ここ、神戸の地で修行できる私たちの有難さをかみしめられたのではないでしょうか。5月は、若葉が芽を出して、心も外に向いて歩みたい気持ちになり、自然の気に誘われて少し心が離れる時です。その心を立て直し、布教に邁進します。そして、「青年の日」があり、青年が成長し、育てる側も共に育つ有難い月です。


50年前の5月15日に大聖堂落成式があり、その日から「釈尊の教えが悩み苦しむ人の心を照らす灯りとなること(法灯明)、誰もが自らを灯火として歩めること(自灯明)」を象徴的に示す常夜灯が灯り続けています。

今月の会長先生ご法話では「他を照らす」ということで、私たちが「自らを灯火として」歩めることをお示し下さっています。自ら気づいてうれしかったことを人にも伝えたくなる、伝えずにはいられないという布施の心が育つように、導いて下さいました。あらゆるご縁のなかで、法の灯を掲げて、他を照らす存在として生きがいをもって人生を歩むことが、私たちの一大事因縁です。

他を照らすとは、道場観に基づき、いま自分の目の前にあることに一生懸命とりくみ、人さまに喜ばれることをすることです。また「生活の中心は布施」とご指導くださいました。具体的には、身を使える人は身施、心を使える人は心施(法施)、財のある人は財施で、人に尽くすことで「我」を没するのが布施の功徳です。

つねにそうあることは難しいですが「一食を捧げる運動」は、布施の心で生活する私たちにとっては大事な実践です。いつでも、どこでも、誰にでも、子供にも出来ると例に挙げて下さり、あるいは人さまの良いところを見て讃嘆しようと心がけることも他を照らす一つの布施である。と私たちがやさしい心になって、一歩でも二歩でも歩んでいけるように、また布教の心が育つようにとわかりやすく会長先生は教えて下さいます。

「最後に常夜灯は私たちの心に秘める姿、たとえ小さな灯火であっても、いつでも明るく、あたたかな灯で周囲を照らす者でありたい」と一人ひとりが灯火となれるよう結んでくださいました。自らが光り輝く発光体となりましょう。  合掌