日々ありがとうございます。

今年のサクラの開花は例年より早そうですね。ついこの間まで寒い日が続いていたような感じですが、自然を受け入れついていくしかありませんね。中東情勢もどうなっていくのか、一日も早い終結を願うばかりです。

今月の会長先生のご法話は「菫(すみれ)ほどな小さき人に」です。夏目漱石が畏友の正岡子規に送った上句(かみく)です。「目立たなくともたくましく生き、目にした人の心を慰め癒やす存在でありたい」との願いをもつことをお伝えくださっております。そしてこの句は、釈尊が誕生されてすぐに発せられたと伝わる「天上天下唯我独尊」の意味にも通じる謙虚な気持ちと内省、自他を真に尊ぶ大切さが教えられているとご教示くださいます。「花が花の本性を現じたる時最も美なるが如く、人間が人間の本性を現じた時は美の頂上に達する」(西田幾多郎氏)ことは、仏の教えに通じていて、人間の本性は仏性(まず人さまの心)にほかならず、そのことを各自が自覚し、その仏性を発揮するとき、私たちの人生は花と同じく本分をまっとうしたことになり、人として生まれてきた大きな意義があると教えていただきます。

夕方自転車での教会の帰り道で、ビニール袋を持って、ゴミを拾いながら歩いていた方を追い抜きました。振り返ると会員のAさんでした。自転車を止めお声をかけると、すてきな笑顔で「毎日拾っています」と応えてくださいました。袋には、吸い殻、コーヒー缶等が入っていました。菫のAさんです。

今月は、降誕会、神戸教会発足76周年の月です。降誕会団参、なわしろフェス、with⑤(同行教育)を予定しています。お釈迦さまの誕生をお祝いし、大好きな私の花(人生)を咲かせていきましょう。また、開祖さまご生誕120年・大還暦の年を寿ぎ(ことほぎ)、明るく元気に、菩薩として心田を耕しつつ、「斉家・継承・育成」をめざして「惜しみなくつながる」布教精進をしてまいりましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。

合 掌

教  会  長  西  村   季  代  子