車 ブッタ君3月11日60周年のプログラムについて、何度も変更と訂正が繰り返され、作業が次々と沸いて出てくる毎日、予定通りものごとがいかない事に感謝の心を取り戻したいと思いながら車に乗り込みました。
駐車場を出て、最初の左折時、周りに注意を払い曲がったはずが右側の角に自転車が接触しました。男性が車道に倒れるのが見え、「大丈夫ですか?」と相手の側に・・・。
その方は自分で立ち上がりました。「どこか痛いところは?自転車は?」とたずねながら、「ごめんなさい。」と私は気が付くと合掌していました。相手は外国人でした。
すると、その方は「ボクが悪かったです。大丈夫、自転車も大丈夫」と日本語で答えてくれました。私は何度も聞きなおし、「あなたの身体が心配です」と電話番号を交換しました。

この程度でよかったと胸をなでおろしながらも、日頃教会長さんから教えて頂いている非二元論を思い、この現象をどのように受け取るべきか自分の心を見つめました。ヒヤッとしたこの体験のおかげさまで、相手の身体が無事だった事、今お役が出来ることに感謝できる心を取り戻す事が出来ました。

翌日12日、次々とお役に追われ、夢中で取組むことができ、夕方帰宅すると相手から電話が入りました。心がキューンとして、「大丈夫ですか?何かありましたか?」と聞くと、「いえいえ、ボクが元気である事をあなたに伝えないと、あなたがずっと心配していると思ったから」という電話でした。私は、「あなたは優しい人ですね」と瞬間に言葉が出ました。すると「あなたが優しかったから」と言われ、なんとも言えない幸せ感がわき、心がほっとしました。
この出会いを無駄にしてはいけないと思い、私が立正佼成会の会員で仏教徒である事や無事を祈っていた事などを伝えると「信仰をもっているから、あなたもボクも守ってくれたのです」と言い、イスラム教徒であることや北野坂にあるムスリムモスクの教会で彼も祈った事を聞かせてくれました。

娘がお産の準備で帰ってきていたので、その話を一部始終聞いていました。その夜中の13日から陣痛が始まり、14日の朝、男の子を出産しました。命の大切さを噛みしめたこの日、おばあちゃんとなった私の喜びと大切な出会いに感動しながら、一睡もしないままブログ担当者の会議に出席し、この一連の体験をお伝えしました。

北支部 ARMSDOWN!.jpg再び、逢う約束をした彼に、英語バージョンの教会案内やアームズダウンの説明が書かれた用紙を渡すと、「これは素晴らしい考えです。僕も協力します。」と用紙を持ち帰り、20名の署名を集め、28日に教会まで届けてくれました。またまた感動です。

彼は、西アフリカから日本に来て4年ほどで、日本語も大変上手に話されます。
毛布をアフリカに送っていることを伝えると、彼は、ボールペンが無くて学校へ通えなくなった子供の頃の友人の話をしてくれました。

その思いから、今でもボールペンを集めては母国に送っているとの事でした。
お互いに共通点が多いことにびっくりしながら、彼は私を家族と言ってくれます。

ARMSDOWNの署名に協力してくれた皆さん本当に有難うございます。私達は家族です。あたたかいこの出会いに、仏さまのはからいを感じます。(y.saitou)

黄色 花