垂水 法座5

8月5日午前10時~12時までの間、神戸教会402号室で教会長さんと総務部長さんをお迎えして支部法座を行いました。法座を始めるに当たって教会長さんから、会長先生ご指導の「異なるものを尊重する」ことの難しさを分かり易く教えてもらいました。本当は仲良くしたいのに「我」が邪魔をして、違うものを嫌ってしまう。私たちが感じる不都合な事や意味の良く分からない事、なんでこうなるのかよく分からない事でも、仏さまの目から見れば大丈夫です。色んな事が起こるけど、全て成長の糧です。全部プラスなのにそう思えない。どうしたらそう思えるようになれるか、みんなで考えてみましょう!とご挨拶を頂きました。法座では6人の方が結んでいただきましたが、感謝のこころで明るく優しく温かみのある人になれるように皆さん修行中です。Sさんに投稿してもらったので以下に紹介します。

先日の大法座でお導きが出来ない事をご指導いただいた時「念じて心配行を・・・」と教えてもらったので実践してまいりましたが、どうしてお導き出来ないのだろうと自分を責める心が増すばかりでした。そんな時、主人が突然腹痛を訴えたので近くの病院で診てもらいましたが、結果は良くありませんでした。そして、一週間後には食事も摂れずに点滴で持っている状態まで悪化したのです。その事で教会長さんをお迎えしての支部法座でお伝えすると「ご主人のことを命がけで心配していますか」と訊ねられました。「えっ?!」私はいつも、快く車を出して布教活動に協力してくれている主人に感謝しています。好きなお酒を断ち、私の喜ぶ事を常に心がけてくれている事に感謝しているつもりです。でも改めて訊ねられると「本当に主人を命がけで心配しているだろうか」と反省した時、感謝の念が薄れていることに気付きました。その日の午後、主人が「お母さんが傍におってくれたらホッとするわ」と言うのです。「なんで?」と聞くと「お母さんを信頼しているから・・・」と嬉しい言葉を言ってくれました。深く相手の事を思い、命がけで心配すると相手に心が通じるものだなぁと気付かせていただきました。お陰様で少しずつですが、主人も快癒に向かっています。ともすると形だけの修行になっている事に気付かせてもらい、今後は何事も本気で修行させて頂こうと決意しました。誠にありがとうございました。-合掌-

垂水 法座6