6434名(行方不明3名)の尊い命が失われた阪神・淡路大震災から25年を迎えました。神戸教会で行われた阪神・淡路大震災犠牲者慰霊法要式典に参加させて頂き、毎年この日が訪れるたびに被災者の一人として当時の状況を鮮明に思い出し胸が痛みます。

私は震災の現状をなかなか受け止められず、長い間絶望感に覆われていました。しかし、法華経の教えに出会い、会長先生から「逆境こそ人間として大きく成長し、感謝の心を育むことができます。逆境こそ進化、成長する大切なものです」と教えて頂き、一筋の光が差し込んだようでした。

震災を経験して、今生かされていることや当たり前のことが当たり前にできることの幸せに感謝の足りない自分に気づき、いのちのバトンを受け継いでくれたご先祖や両親、またたくさんの人に支えられて今があることを実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

現在、友人が職場の人間関係で悩んでいます。友人の心に寄り添い、私自身が法華経によって救われた悦びを伝えさせてもらうと共に、温かい関係を築いていきます。 合掌(I・H女性)