9月10日の脇祖さま報恩会(=長沼妙佼脇祖の祥月ご命日)に奉献の儀(=脇祖さまにお花、灯明、お供物をお供えする儀式)のお役をさせて頂きました。

人前に出るのがとても苦手で、練習の時から聖壇に上がると緊張で体が震えました。また、当日着用する着物は長い年月を経て今の体にはサイズが大きくなり、襟のところに染みもできていました。

なぜ私にお役がきたのか、私でいいのだろうかと思いました。

しかし、奉献のお役は誰もが頂けるものではないですし、私自身も76歳でいつまでお役ができるかわかりません。

色々なことに思い煩うより今目の前にあるお役を精一杯させて頂こうと心に決め、当日はお役ができることへの感謝の思いでさせて頂きました。

これからも「これが最後かもしれない」との気持ちで目の前のお役に精一杯取り組ませて頂きます。(T.Y女性76歳)