7月17日、8月7日と地区合同で署名活動に立ちました。7月17日は灘・夢ナリエという灘区震災犠牲者と、一昨年都賀川での鉄砲水で犠牲になった園児たちへの慰霊の催しで、支部の会員さんがボランティアでお手伝いしていました。広い公園には金魚すくい、焼そば、飲料の模擬店が並ぶ賑わいの中で、たくさんの方が心よく署名して下さいました。
夕刻には市長さんの点灯と共に、階段、川の両側に長く並んだ大小の行灯にもローソクの灯が入り幻想的な雰囲気の中で盆踊りが始まり、浴衣姿の子供達も輪に入り身振り手ぶりも軽やかです。私たちも鎮魂と署名への感謝で見学させて頂きました。

ゆかたまつり
 

 8月7日は王子プール、商店街、灘駅と人出を求めて、流れる汗を拭き、水を含みながらも、出会い、会話を楽しみに皆んなで力を合せ、声かけをしつづけました。
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               そんな中での心に残った対話です
◎ 20才代のお嬢さん二人
 「核兵器に使う費用を10%減らし貧困と飢餓を無くす為に使いましょう。とい
s1107う署名で、今、世界中でキャンペーンしてるの」「何人するの?」「世界で5000万人、日本で1000万人、私たちは40万人」
「今何人できた?」「26万人」「ワァー。まだまだやね。友達にも言ってあげる」と携帯を3個も出して次々と連絡を取ってくれました。「良い事をするんやから書くで」と了解を取ると、「字が下手でゴメン」といいながら、たちまち60人の署名をしてくれました。
「暑いのにおばちゃん達大変やな。体大丈夫
 か?頑張ってな」
 「ありがとう。優しいね。友達たくさんいて幸せね」「うん」と二人笑いながら手を振って行
 きました。
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 二人を見送りながら、人は外見だけでみてはいけない。高く盛上げた逆毛も、長いつけまつ毛も、濃いアイラインも、穴のあいたGパンも、その奥には人を思いやる優しい心を包んでいました。又、逢いたい。お嬢さん、心よりありがとう!