日々ありがとうございます。

朝晩が涼しくなり過ごしやすい季節となりました。コロナ感染も第7波が下降してきております。このまま収束に向かうことを願っております。

先月は、25日に本部御本尊勧請式(本部配信)を教会にて執り行わせていただきました。3年ぶりの御本尊勧請式でした。勧請家が御本尊さまの後押しを受けての益々のご発展と布教精進をお祈り申し上げます。

今月の会長先生のご法話は「苦悩を生むもとを知るーーー智慧です。仏教の「智慧」とは、「無常や空の真理を認識する力」や「道理や筋道をわきまえ、正しく判断する心のはたらき」のことと教えていただきます。「仏さまの智慧を頂戴すれば救われますよ」と勇気づけられたことがありますが、そもそも「智慧」というものは、仏さまから頂戴するものでしょうか。会長先生は、「自分のなかに、真理を認識して判断する力~智慧がある」と気づき、その「智慧」を日々の生活の折々にはたらかせることが、仏弟子である私たちが「智慧をいただく」ということだとご教示くださっております。

なぜ「智慧」が大切でしょうか。「世の中にある種々様々な苦しみは、執着を縁として生起する」(ブッダのことば)と言われております。ですから、欲望や執着をコントロールする「智慧」がはたらけば、苦悩は自ずと遠ざかるというわけです。「自我に固執する見解をうち破って、世界を空なりと観ぜよ」と釈尊は言っています。要するに、自分勝手な思いや都合で「遊んでいるときには運動場がせまい」と言い、「石を拾わされると運動場が広い」と評価したり、価値判断したりするのはやめて、事実を素直に受けとることを教えていただきます。苦悩のもとは執着(自分の思い通りにしたい)だと気づかせていただきます。自分のなかの智慧をはたらかせて精進したいと思います。

今月は、開祖さま入寂会の月です。開祖さまを偲び、「追慕・讃歎・報恩感謝・継承・誓願」の意を新たにし、自分のなかの智慧をはたらかせて精進して参りましょう。また、他の人と共に救われていくこと(自他一体)を願って布教精進させていただきましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。

合    掌

教会長 西村   季代子