1月教会長さん新年明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、大きな夢と希望を抱いて新しい年を迎えられたことと心よりお喜び申し上げます。
 昨年は開祖さま生誕百年という意義ある年であり、おかげさまで神戸教会といたしましても大きくジャンプすることができました。本年は会長先生より


―今年は通常の年。このような時こそ私たちは『心田を耕す』という大切な命題と取り組んで、自覚の教え・宗教としての仏教の本質を探究しつつ、精進していきたいものです。その第一歩として、真理のことば・法句経にある「人の生を受くるは難く、やがて死すべきものの、いま生命あるは有難し」の一節を会得することから始めてみましょう。―
とのご指導をいただいております。
 私も一昨年大きな病気をした時、朝目が覚めて自分はまだ生きている、有難い、と思ったことがあります。今まで命の有難さについては何度もお話させていただいてきたつもりですが、そのときは朝目が覚めて自分が生きているのが分かってそのこと自体有難く感じました。大病を患って家族や皆様にも大変ご心配をおかけいたしましたが、心の底から生きていて有難いと感ずることができたのは病気の功徳だったように思います。
 本年は九星で言うと二黒土星中宮の年です。母の星が中宮に来ることで、今年は母のようにすべてを慈しみ、愛情を注いでいけるように、そして母の愛は無償の愛といわれております。目先の見返りや報いを求めずにひたすら子供を愛し、育てていく、家族のためにその身をつかっていく、そのような心を持って努力精進させていただきましょう。教会といたしましては、本年の会長先生の基本方針を受けまして
心あらたに布教伝道
を目標に掲げました。今年もよろしくお願い申し上げます。  合掌