『子どもに学ぶ家庭教育 2018』を読んで

私は夫と娘夫婦、孫(高校生の男子、中学生の女子、5歳の男子)との7人家族です。孫のことで心配の絶えない毎日を送っていましたが、この本の特集『「やる気」を引き出す親子の触れ合い』に興味を持ちました。「子供本人が心から「やりたい!」と思わなければ一歩を踏み出さない、何より子供は友達や先生との関係の中で、やる気のスイッチが入る傾向があります。親の立場からすれば、その子供のやる気を失わせないよう、そっと応援することが大切なサポートと言えるでしょう」と書かれてありました。子供のやる気は親しだい・・・私は親ではないし・・・と思いましたが、友達や先生との関係との仲に、ばぁばも入ってもいいのではと思いました。

やる気ダウンのチェック項目「(乳児期)子供が自分で取る前に取ってあげる。(幼児期)着替えや靴などを子供が出来るまで待てない。(児童期)友達や兄弟と比べる。悪い点を指摘してマイナス感情をぶつける。(中高生)親の価値観を押し付ける」等を見ると、私の子育てを振り返りながら反省することばかりです。しかし、気付いた時が出発点!ゴールデンウイーク中、高校生の男の子の孫に宿題があったのですが、そっと応援することが大切と学んだので見守りました。すると、宿題を始めていたので「すごいね」と声をかけました。自分でしっかり計画してやっていることが分かりました。親から宿題のことを言われていたらやらなかったと本人の気持ちも聞くことが出来ました。また、私の誕生日に中学2年生の女の子の孫からは「ばぁば、お誕生日おめでとう。これからも人生についてのお話を教えてね。いっぱいしゃべろうね。ずっと長生きしてね。大好きだよ。」と誕生日カードをもらい、しあわせです。(Yばぁば60代より)