南アジア教会デリーダルマセンターのプラディープ・サクセナ支部長さんが7月13日に淡路法座所に来られました。
その日は晴天で海の色も碧く、山の木々も前日の雨で生き生きとして、淡路島にお迎えするのにふさわしい最高のお天気でした。

淡路 0713法座
サクセナ支部長さんを囲んでの法座(信仰の仲間が集まって仏さまの教えに基づくものの見方や行動を、お互いが学び合い、共感し、磨き合い、向上し合う場)のなかで、12年前に立正佼成会(仏教)に入会されたのは、仏教ではすべての人間が平等であること、仏教の発祥の地がインドであるのに8割がヒンズー教であり、仏教をもう一度インドに広めるためと話をして下さり、サクセナ支部長さんはコツコツとおひとりで布教され、今では600所帯の会員さんがおられること。
そしてインドの人はなぜ牛肉を食べないのかとの質問に、サクセナ支部長さんは「私たちは小さい時、牛のお乳を飲んで大きくなります。だから牛はお母さんです。」と話されました。
私たち日本人も子どもの時だけでなく、大人になっても牛乳は戴きます。私たちは安易に感謝感謝と人に対しては言いますが、牛乳を飲むとき牛に感謝をして戴いているでしょうか?私はしたことがありません。インドの人は万物に感謝されるのだと、人間として一番大切なことを教えていただきました。淡路 0713抹茶

←←お抹茶を美味しく(?)飲んでいただきました 

サクセナ支部長さんの住むデリーから海を見るには1000キロ以上行かなければ海を見ることができません。淡路に来られて是非海を見たいとおっしゃり、法座所から車で5分の県民サンビーチに行きました。砂浜を歩き碧い海を見て、とても感動された様子でした。
淡路 0713ビーチ
淡路 0713花さじき2
淡路 0713花さじき

淡路 0713震災記念館
また、明石海峡大橋や大阪湾が一望できる花さじきにもご案内し、とても喜んで下さり、北淡震災記念公園では震度7の揺れの体験もされ「実際の体験はしたくないです。」と、少しびっくりされたようなお顔でおっしゃいました。

淡路 0713集合淡路島を離れる時「今度生まれて来る時は、淡路島に生まれてきます。今までで一番幸せな日でした。インドに帰りたくないです。」と、とても淡路島を気に入って下さいました。
サクセナ支部長さん また、是非お越し下さい。お待ちしています。ナマステ! 合掌