7月の丹波支部便り

長い梅雨が終わり、いよいよ夏本番の日差しが眩しいこのごろです。皆様、お元気でお過ごしでしょうか?さて。7月の丹波支部だよりをお届けする前に、(遅ればせながら・・・)
神戸教会ホームページ来訪者1万人突破!おめでとうございます!!(^^)
ブログ担当者のお祝いの会の席で、1万1人めの方にお会いする幸運に恵まれました。
(またもや・・・かなりの私信が入っているかも・・丹波支部の方ではありませんが、)
でも、まず・・ラッキーな方の笑顔をお届けしますね。
さ!次回の2万人め?3万人め?~10万人め?の栄誉を目指して私も頑張るぞっ!

お説法

盂蘭盆会では、柏原山南地区の長久支部布教員さんが喜びのお説法をされました。長久さんは26歳のときに母親の勧めで入会されたそうです。入会されてから、ご法を学ぶにつれ、自己中心に生きるのではなく、ご先祖様を敬い、感謝する人間らしい気持ちをいただいたとそうです。そんな長久さんでしたが、最愛の奥様を亡くされてからは息子さん夫婦との暮らしが始まり、今までとは違った環境に戸惑いがちでした。しかし、ご法にそって考えたときに「まず、お数珠を持っているものが下がろう。自分が信仰の見本になるのだ」と気づき、実践してこられました。今では家族の履物をそろえるときにつくづくと「息子夫婦のもとでこうして元気に暮らせる自分は幸せ者だ」と感じるそうです。

ユーモアたっぷりにご自分の人生を振り返られる長久さんのお話はほのぼのと温かく家庭の温もりが感じられました。長久さん、有り難いお話をありがとうございました。

天台宗白毫寺の荒樋住職さんのお説法

天台宗白毫寺の荒樋住職さんがおいでくださり盂蘭盆会によせてご法話をいただきました。目蓮尊者と母親のお話よりお盆の由来を教えていただきご先祖様を思う気持ちである迎え火、送り火、盆踊り、お供えもの、の風習について詳しく教えていただきました。お盆に行われることの多い施餓鬼供養ですが餓鬼のひとつである多財餓鬼は、人間界や天界に住む裕福な餓鬼だそうです。満足を知らないため、際限ない欲望に苦しむといいます。今の豊かな生活を思い「小欲知足」の大切さを感じさせていただきました。

荒樋住職さんはインドへ布教伝道されています。ヒンズー教のカースト制度により差別の残るインドでは、差別のない大乗仏教が見直され布教がさかんで寺院が増えつつあると、インドでの体験とともに教えていただきました。
楽しいお話のなか、ご先祖様に思いをめぐらせ、また、世界にむけて布教伝道されるお姿に励まされた感動のひとときでした。