早朝から 賑やかに鳴いている蝉ですが、
夕方の散歩で 蝉の抜け殻が沢山植え込みの樹にぶらさがっている場所を
教えてもらいました。 地面には 沢山の穴がいっぱい有り、その穴は 
蝉が地上に這い出てきた穴だそうです。

抜け殻ばかりでなく 幼虫もいるはずだからといわれていたので
植え込みの木の茂みを探したら一匹見つかりました 

家に持ち帰り 網戸に這わせていたら いつの間にか背中が割れて
羽化がはじまり 薄いグリーンの柔らかな羽をつけた”ミンミンゼミ”が 
出てきました。 生まれて初めての体験で 蝉の羽化を見届けました~

須磨  蝉B     須磨  蝉A

翌日 早朝の光の中から 颯爽~と飛び立って行きました。

蝉の一生は 6~7年 土の中にいて、夏に生まれ(羽化)して
2、3週間の生命の限りを 夏で 終わらせてゆくそうです。

短いいのちを 精一杯の鳴き声をあげながら 目いっぱいに
生きてゆく ミンミン蝉に 倣いながら、 

仏さまの教えに添いながら、猛暑の中を 生きてゆける 一瞬一瞬を
大切にしたいと願いました。  (ブログ担当 K・K)

花ライン