8月25日・26日教会長さんを団長に学生部、婦人部、男女部、壮年部、一般の総勢40名で鹿児島県の知覧に平和学習会、慰霊供養に行ってきました。 私は娘と親子で参加しました。

結団式では、神仏のご加護・自分の努力・周りの人の協力のお陰さまで今があります。

そして、自分のいのちをどう輝かせられる事ができるかのねらいがあるます。と心がまえを頂きました。

知覧特攻平和会館は、これから国を支えていこうとする、20歳前後の若い特攻隊員が家族に宛てた手紙・遺品などが展示されていました。 家族、とくに母親への手紙が印象深く ”お母さん、先立つ親不幸者をお許し下さい” とありその心情を思うと胸にせまり涙があふれました。

一人一人が国を愛し家族を愛し国のため、家族のために尊い命を捧げました。

片道の燃料だけを積んで敵艦めざして攻撃し、神風特攻隊といわれ ”必ず神風が吹いて日本は勝利する” と信じて飛び立っていったとありました。

悲惨な戦争を実感することができ、加害者も被害者もなく家族の切ない思いを感じ、二度と戦争を起こしてはいけないと強く思いました。 国のために自ら特攻隊員を志願し、家族を思い、平和を願いながら出撃していったことは、私に命の尊さ、平和のありがたさを後々伝えていく役目があると感じました。

鹿児島教会のお世話で隣の観音堂で特攻者1036名、知覧から439名の方へ心ひとつになって、ご供養をあげさせて頂き、戦争犠牲者への慰霊と世界平和を祈願させて頂けたことは、有難いことでした。

メディアを通じて知って感じることも大事ですが、やはり自分で現地に足を運んでこの目で本物にふれて感じることが、平和学習会の目的で大切なことなんだと実感しました。 毎日の生活の中にも平和の心をもつことを大事にしていきたいです。

青年女子 27歳 Y

あまり知らなかった特攻隊のことを知る機会を頂き、とても意義のあるものとなりました。

特攻隊は、自ら志願した若者達がいたことを知り、驚くとともに彼等の心情を理解することはとても難しかったです。 また、彼等を支えたのが女学生で、戦場に近しい環境に若者達が自分の想像以上に関わっていたことを知り、特攻隊員を見守り見送った女学生のことを考えるととても胸が苦しくなりました。 戦争が奪ったものは命だけでなく、未来ある若者の大切なものまでも奪ったのだと感じました。

合掌