自分は40代前半で、「壮年部で若手???」と違和感をおぼえつつ、
6月28,29日の大阪教会で開催された、「壮年部 若手リーダー研修」に
参加させて頂きました。

今回の研修の
  ねらいは「すべての計らいが生きる悦び・生きがいとなる」
  目的は「仏さまの願いを自分の願いに…」
でした。

研修では、ありがたい体験説法のあと、
奈良教会長さんのかみしめ(説法に対する感想・アドバイス)を頂き
法座をさせていただきました。

メンバーは30代後半~49歳までです。仕事に家庭に一番忙しい年代で
土日とはいえ参加することが困難である状況もあります。

境遇は人それぞれで、誘われたから仕方なく参加したという人から、
悩みを抱えて今回の研修で何か一つでもつかみたい、
現状を変えるきっかけにしたいという思いを持って参加されている方もおられました。

私自身は仕事に対する悩みはありますが、今のところ家庭は問題なく、
周りの方々に良くしていただいている恵まれた環境にいるので
お誘いいただいたこの機会に何か一つでも得るものがあれば…、という
思いで参加させていただきました。

全ては書ききれないので、特に自分が印象に残ったことだけを
記載させていただきます。
・人生は触れる縁により様々に変わる。
  ・人間は自分の未来を切り開く力がある。
・自分の身近な人を満足させることを考えるのではなく、さらにその先の
  人たちも満足させることを考えて仕事を行う。

2日目 : 奈良教会長さんの講義を受けさせていただきました。
       内容は「四諦の法門」です。

四諦の法門、講師さんもおっしゃっていましたが、字がわかっていないと
変な意味にとられてしまいます。

苦諦 : 苦とは自分の思うとおりにならないこと。
集諦 : 苦がどんどん集まっていくこと。
執着 : 自分の思い通りにしたいという心。
       思い通りにしたいと思えば思うほど仏教の教えから
どんどん離れていき苦が増えていく。
滅諦 : 執着を滅すること。
      執着を滅すれば楽になれる。
道諦 : 日々、執着を滅することを実践する。

その後、地区ごとで法座を行い、今回の研修の感想を聞かれ、
前日は何となく参加したという人も参加してよかった・ありがたかったと
みなさんおっしゃっていました。

2日目の研修についても、特に自分が印象に残ったことだけを
記載させていただきます。

 ・仏教とは
   仏が仏になる教えである。(凡夫が仏になる教えではない。)
   凡夫・人は誰でも仏性を持っている。
 ・感恩報謝
   恩を感じた人は何かせずにはいられない
   人は誰でもその気持ちを持っているが、時間に追われて忘れてしまっている。
  ⇒ 日々、精進することが大事

この2日間の研修で、得たことは大きいですが、日々の生活に忙殺されて
風化しないように日々精進していきたいと思います。

合掌