西宮南支部   不登校引きこもりの親子へのメッセージ
不登校の親の会では、毎月1回、家庭教育をさせていただいています。

以前、不登校の子供に、「家がいいんだね」と関わればいいと教えていただいたことを、今、学校に復帰した我が子に聞くと、「そう言ってくれたら、楽だったけど」と話が出来ました。ありがたいと思います。
しかし、その時、そういえなかった私がいたことを、みんなに今回、聞いてもらいました。
みんな、うん、うんと。
学校、担任、親、周囲から、何してるのと非難の目。辛かった。
それを我が子に。私は、黙っている我が子にしてしまっていました。

今、考えると、
どうすればいいのか悩みに囚われている時、何も話さない、何も聞かない子供が居ました。
そこに、話を聞いて欲しい、解ってほしい、どうしたらいいのか悩む私が居ました。
家、部屋しか、安全な場所が無く、家がいいのは、子供でした。
どこからも非難としか思えず、どうにも出来ないと自分を自分で責めているのは、子供であり、私でした。
優しさや温かさが欲しかった子供と、私が、いました。
子供の姿は自分の姿でした。
子供がひとりで抱える姿は、私の姿でした。
不登校の子供を支えられるのは、その同じ状態の親の私だったと、今ごろ気づきました。

ひとりじゃ立ち上がれなかったし、家庭教育を受けなかったらどこから手をつけたらいいのか、まっくら闇でした。家庭教育はひとすじの光でした。そこで、夢や希望を持たせていただきました。

会では、自分だけの悩みと思って、自分で自分を責めて苦しんでいた人も、ひとりじゃないと気づかれ、安心し、最初、泣いていても帰りには、笑顔になる方もおられます。
自分が変われば相手も変わる と教えていただいています。
お母さんが元気になれば子供さんたちも何かしら行動が変わって、元気になっていかれています。
「悩み苦しみ悲しんだ分、今の幸せを恩返しさせていただきたい」と思うみんながいて、和気あいあい、楽しく、ありがたくさせていただいています。

元気になろう会も3年を過ぎ、みなさんから温かい目で見守っていただいていることに感謝しています。ありがとうございます。これからも、みなさんのご理解 ご協力よろしくお願いいたします。

支部の行事ではありませんが、今、現在、悩んでおられる方、どうぞ、いらしてください。
《元気になろう会》のお知らせ
 1月28日(水)10時から15時
 高木センター 2階大会議室 (西宮市伏原(ふしはら)町1-58)
 主催:私設ですが「元気になろう会」は不登校の親子が声を掛け合って集った会です。

                    
                                    合掌