11月3日~4日、開祖さまご命日の本部参拝へ行って参りました。1年に1度はご本仏さま、開祖さま、会長先生へのお礼に本部へ行かせていただきたい!とワクワクしながらの団参でした。移動に8時間もかかりましたが、本部へ向うバスの中では一緒に行った母とゆっくり話をすることも出来ました。

本部に着いて開祖記念館に行き、パンフレットを頂きました。その中にはしおりが入っており、私へのメッセージは「継承」でした。なんで?と思いましたが、裏を見てみると、『今、目の前にいる人が自分を成長させ、菩薩行をさせてくださる人だと心から思う、今日一日そういう私であっただろうか・・・』と書かれていました。その言葉が心にピタッとはまり、開祖さまからいただいた言葉と受け止め、出会う人一人一人を大切にしようと思いました。

開祖記念館では重要文化財で今回が初公開だった「紺紙金字法華経」を拝観し、文字や絵の素晴らしさに感動しました。また開祖さまの書画もあり、その迫力とともに私たちへのあふれる想いを感じました。「今その時が大切。習うこと、真似ることはいつでも出来る。だから今なんだよ!」と言われている気がしました。

大聖堂では法華経勉強会に入らせていただき、そこで、人間は二大疾病に侵されて生まれくることを学びました。
①人は目に見えないものは信じない。木を書いてみてください!と言われたら、根っこは書かないでしょ?目に見えないものはないと日頃考えています。
②思い通りにしないと気がすまない。納得しないと実践しない。思い通りになる人はいい人、思い通りにならない人は悪い人と思っています。

この疾病を治す方法として
①ご供養というお薬を朝夕1錠ずつ飲みます。
②導き手どりという菩薩行で他人の割合が自分より大きくなります。人間の脳は100%自分中心で占められています。まず人さまという心になるとその割合が自分中心から人さま中心へと大きくなります。
③ご法を習っていくことで徳を維持できます。

このように教えていただき、私も『自分さまから人さま』とならせていただけるようコツコツ基本信行を続け、皆様にお伝えしていきたいと思います。

式典では、椎名参務さん(元神戸教会教会長)より開祖さまの笑顔の秘密をお話しいただき、正直は裸になること、仏さまに対し正直であるから笑顔でいられると教えていただきました。
まだまだ素直になれず良い子に見られたい私には耳が痛い話でした。

やっぱり本部へ行かせていただくと心を立て直すことができます。本当にありがとうございました。 合掌(YT)