9月1日ご本部式典でのお説法を聞かせて頂いて、私は小さい頃の母との出来事を思い出しました。御法一直線で、学校行事は無関心の母。私よりまず人さまを優先する母が大嫌いで、私は絶対にこんな親にはならないと反面教師で3人の息子達の役員などすべてにかかわり部活動の試合は必ず応援に行っていました。そのおかげさまで苦楽を共にする友達もたくさん出来、気づくと子供に楽しませて頂いている自分でした。両親はお役を引いた後、70を過ぎても3人の孫の行事を楽しみに早朝から場所取りを率先して見に来てくれていました。今思うと、私だけが我慢して寂しい思いをしていたと思っていたけど、母はそれ以上に深い思いで私や皆さんの幸せを願い頑張ってくれたのかな。本当は我が子の行事を見に来たかっただろうと、今は亡き両親の思いに気づかせて頂きます。今更ながら親の深い愛情に気づかせて頂き、胸が熱くなりました。今の幸せな家庭があるのは両親の残してくれた教えのお陰様。くしくも1日は両親の月命日。この湧き上がる感謝の気持ちは、仏さまから頂いたプレゼントと受け止めて、御宝前の前で両親へのお詫びと感謝を申し上げました。これからも、両親の姿をお手本に親切行をして周りにとって喜ばれる私にならせて頂きます。お父さんお母さんありがとう。

50代・Oさん