【12月のメッセージ】日々ありがとうございます。
師走の月に入りました。昨年の12月1日に就任させていただいて1年が経ちました。みなさまのおかげさまでお役ができましたこと、誠に感謝でいっぱいです。引き続きよろしくお願い申し上げます。先月、開祖さま生誕会(本部中継)での会長先生のお導師の感動がいまだ冷めやらずという感じです。またご法話の中で、「みなさん精進しましょう」と力強く語られたことが心に残っています。ほんとうに有り難い生誕会でした。

今月の会長法話は「弁を尽くす」です。法華経の「五百弟子受記品」を通して、説法第一といわれた「富楼那(ふるな)に学ぶ」ことと、「言葉の力」の大切さを教えていただいています。
言葉を使ってコミュニケーションを繰り返す中で「人間らしい心」が育ってきた一方で、言葉が人を傷つける道具として使われることも多いのです。多くを語ることよりも、いまは沈黙のうちに自らを省みることのほうが重要かもしれないと教えていただきます。「沈黙は金、雄弁は銀」という諺がありますが、似ているような気がします。釈尊が、「能く其の言論(ごんろん)の弁を尽くすものなけん」(富楼那ほど言葉の力を最大限に駆使し、発揮できるものはいない)と称えるお経の一節があります。「言論の弁を尽くす」というのは、「相手の顔が自然とほころぶような柔和な態度で、思いやりをもって言葉を交わすこと」「大切なことをだれにもわかるように、やさしく」、「ありがたい」「うれしい」という気持ちとともに伝えることをご指導くださっています。今年感動したことを振り返り、だれにどんな大切なことをお伝えたいかを考えてみましょう。

今月は、「成道会」の月です。お釈迦さまが悟りを開かれた日です。仏教徒として感謝のまことを捧げ、今ある尊い命に感謝し、「自己を進化」しつつ「大己」を胸に、弁を尽くして、さらなる布教精進をさせていただきましょう。  合 掌

教会長 西村 季代子