6月の教会長さん先月のご指導の「苦手」というのは、皆さんは人との繋がりを思い浮かべましたか?食べ物だったり、身体を動かす事が苦手だったりといろいろありますね。自分で線を引いてしまうその気持ちに目を向け、きちんと苦手に向き合うことができましたでしょうか?

六月は梅雨の季節ですが、


雨が降って、じめじめと鬱陶(うっとう)しいと感じる事もありますが農家の方には必要な雨、自然のままに、らしくある事が全体の調和にはいいと仏さまはおっしゃいます。私たちもそう思えるといいですね。

今月の佼成では「夫婦の縁をかみしめる」と夫婦の心のあり方についてご指導くださっています。
数ある人の中から、仏さまがふれあわせて下さり、自分が仏になる為に必要あって夫婦となっている。もともと持っているものや性質の違う男性と女性です。
お互いが補いあって、人格を完成していくことこそ意味があるのです。
家庭は人生の港であって、心身を休め充電するところ。そして、また元気に出発できる場所であるといいのですが、日常は些細な事や自分の感情で怒ってしまうことがあります。それは幼児性がぬけていないからです。本当の大人になる為に、物事をわきまえ小さなことで怒ったりしない、寛容が必要なのです。
外では大人気ないと思って我慢している事も、家の中ではそれが出来ないでわがままを言ってしまう。そんな時は、お互いがその事を理解し、許してもらっていると感謝できる事が大切です。
夫婦の絆を持続させるポイントは「愛して礼を失わず」と会長先生は教えてくださっています。お互い相手の大事にしている事を自分も大事にしていければいいですね。
たとえば、釣りが好きな相手には、自分は釣りに行かなくても、「今は何が釣れるの?」と聞いてみて楽しみを理解したり、お弁当を作って送り出したりと興味を持ってふれあうことで、知らなかった自分の世界も広がり、相手を尊重できて、自分自身が向上できるのです。

仏さまが応援してくれる良縁は、お互いが向上できる相手であること、磨き合える相手ということです。今月はお互いを尊敬していきましょう。 合掌