数年前のことです。私は主人がお酒を飲んで帰った時、お酒臭いし、社会のルールを守ろうとしない行動に心の中は苛立ってました。そんな気持ちであいさつをしても主人に通じるはずもなく、逆に「それがどうしたんや」と言われ、イライラはつのるばかりでした。

そんな時に当時の教会長さんから、①あいさつをする②靴をそろえる③椅子を片づけるの3つの実践の話を聞きました。

この事を実践すると『家庭が円満になり幸せになれます』と言われて私はこんな簡単な事だったら出来ると思い、さっそく始めることにしました。

②③は相手が物ですからすぐに出来ました。問題は①の実践です。毎日玄関に迎えに出る度にいろいろな思いが起こりました。「今日も飲んでる、お酒臭い」と思った瞬間に主人の口調も「何が悪いんや」と言います。私も優しい言葉が出るはずも無く、気まずい空気になってしまい、何度もくじけそうになりました。でも、決心したからには続けようと努力しました。そんなある日、毎日見ていると主人の顔色が疲れていることに気がつきました。毎日好きで飲んでいるお酒と思っていた私は、「疲れてしんどい時もあるのではないか?」とふと思いました。「お父さん、外で飲むのも大変やね。家で飲んだらすぐ寝れるのにね」と優しい言葉が口からとび出していました。主人は「そうや、疲れたわ、もう寝る」と本音の言葉が出ました。その時から私は主人の心の声に目を向ける努力をし始めました。顔色や態度にも関心を持って接するようになり、コミュニケーションもとれるようになりました。そして、いつの間にかお酒を飲む時は、車を置いて行く様になっていました。

今年は北支部では「〇〇さん、おはようございます。」そして「いってらっしゃい」の時には

「握手」をしようが実践目標になっています。「握手イラスト」の画像検索結果

私も主人の名前を呼んで「大好きな幸夫さん、おはようございます」「お帰りなさい」

の時にはハグも出来るようになりました。

幸せな家庭づくりをめざして支部一丸となり、これからも精進します。 合掌(U主任より)「幸せイラスト」の画像検索結果