年初から仕事やお役に忙しい主人のサポート、学校行事、子供の体調(元気でも一筋縄ではいかない長男の子育て)、自我が芽生えいろんな主張をする次男。私の心のゆとりのあるときは有り難いと思えることさえ、全て不平不満の種になる。そんな最中、今年もやって来ました!!「寒修行」(ここでは寒中早朝の一週間、法華三部経一巻を読誦し、心身を鍛錬すること)の時期。

小学生2人いては、土日のどちらかに一度くらい参加と考えていたが、今年は毎日、お通しだけだも…と、ご指導を頂いた。断固反対!の旗を振り、現状をお話しするも…最後は「明後日から頑張ります(;^ω^)」とも言えず、どうせ行くなら初日1日は頑張ろう!!と腹をくくった。

数日過ぎ、時間の使い方にも慣れたころ、こんなことならはじめから素直に「ハイ!」とお返事すれば良かったと思った。主人に話すと「何でもかんでも合理的には出来ないから、まずは心を聞いてもらって良かったよ。」と答えが返ってきた。

普段と違う時間や空間の流れに身を委ねてみると、不便だけど何か、いつもより心が少し楽なように感じた。これはこの時間までに!ここはもう少し手をかける!!と言うのは、こだわりで、時間的に出来なければ省略もありか~と思えた。一つ枠を外すと子ども達に課する時間の枠や、主人に要求する枠も取り払われ、その代わりに家族みんなが、ただ元気に過ごせているだけでも感謝だなぁと思えたり、子育てにおいて、親自身がトレーニングすることの大切さを再確認した。

早朝の参拝1日終わったらスタンプ1個と同時に、子どもを叱らなかったらスタンプ1個、これが30個貯まったら、大好きな芦屋のパン屋さんであのパンを買おう!と密かなご褒美を狙っている。【T 49才】