
昨年6月頃に「ハトの親子の絆」というタイトルで
ブログを載せましたが実は・・・その続編があります
あれから半年後の12月初旬、またもベランダにハトが
頻繁に来るようになりました。前の事があったので
「また来たのかな?」と思いながら観察していると・・・
ベランダに置いてあるカジマロの大きな植木鉢の中にハトがうずくまっています。
「まさか?」と思い、近付いてみると胸の下に小さな卵を抱いていました
まず頭をよぎったのは「こんな植木鉢の中で子供は産まれるのだろうか?」
そして「寒くてふ化しないのでは?」という想いでした。
気をつけて見ていると、毎日母親は卵を抱いています。
観察していると、どうもお父さんハトが来ないことに気付きました。
主人に思わず「このハト、母子家庭やで。前のハトの様に餌を運んでこないもの」と言うと
「母子家庭かあ。じゃ、米をあげたらいいよ」と教えてくれたので
毎日お米とお水をあげ、雨が降るからと洗濯竿に雨傘をくくりつけて
濡れないようにしてあげたりしました。冷えは大敵ですからね!
そうした場面を見た娘2人が「このハト、お産に帰ってきたみたいやね」と言うので
私も思わず笑ってしまい、毎日楽しく観察していました。
![]()
ところが年末になっても産まれそうにないので、心配していると・・・
主人が「もう無理かもな。いくら抱いてもこの寒さでは産まれないし。
親が可哀相やから卵を捨てようか」と言うのです。
産まれると信じて卵を抱いている母親の姿を見るのが切なくなってきたある日
私は「今日も産まれないね、頑張っているのにね」と、声を掛けに行くと
なんと!親バトの胸の下に黄色い子供が見えたのです!
主人と2人で「産まれてよかったねー!よく頑張ったねー!」と大喜びしました
もう、感動でいっぱいです
私は、こんなに小さな動物でも精一杯子供を育てる姿を見て
親子の絆、そして何事も最後まで信じて諦めないという
深い、深い親の慈愛を感じました。
私をこの世に産んで育ててくれた、今は亡き両親に感謝しながら
この想いをこれからの若い人達に伝えていきたい、と思わずにはいられませんでした。
次はこの子バト達が巣立つ時に、またパート3をお伝えしたいと思います
お楽しみに



