涅槃会(TOPページ/行事紹介を見てね)は お釈迦様が亡くなられた日として毎年そのお徳を偲び、残して頂いた御教えを噛みしめ、実践をお誓いする日です。

この日、支部から奉献で表(おもて)のお役と陰のお役をして下さったお二人に感想をいただきました。
尼崎北 涅槃会-1
<奉献の儀 Nさん>
奉献のお役ありがとうございました。
周りの人に積極的に声をかけていると、相手の方の素晴らしさを知ることができ、楽しくあたたかい気持ちで出来ました。ありがとうございました。  合掌

<奉献の陰役 Oさん>
初めての奉献受け入れのお役をさせていただきました。今まで奉献には何度も出させて頂きましたが、こんなに沢山の方達が陰で支えて下さっていたことを初めて知りました。受け入れのお役をさせて頂いて良かったと思います。ありがとうございました。 合掌

~~~~「涅槃図」と “投薬”の語源~~~
 お釈迦さまが、涅槃(入滅される)に入る時を描いた仏教図です(駒大歴史博物館 出典)。
尼崎北 涅槃会-2
「投薬」というコトバの語源をご存知でしょうか?
お釈迦さまが、亡くなられようという時、容態を気遣われたお釈迦さまのお母様である摩耶夫人が、天上から息子を救いたい一心でお薬を投げられましたが、そのお薬の袋は沙羅双樹(さらそうじゅ)の枝にひっかかってお釈迦さまには届かなかったそうです。 涅槃図にはその様子が描かれています。「投薬」の語源はここにあったのです。
 
「投」という字は、単に物を投げることが本来の意味でなく、“相手の手中に(収まる)ように差し出す”ことで、投薬・投球・投資など・・・ 又、{与薬}の言葉も仏教用語「応病与薬」に由来し、衆生の能力に応じて教法を説くことです。