今年の寒修行は、1/20〜1/26の一週間ありました。
寒修行の2日目(1/21)に、自宅に帰ってからしばらくして息子の部屋を覗くと、息子が口から泡を吹き、目を向いて倒れていました。
私はびっくりしてしまい、とっさに娘に「どうしたら良い?」と電話していました。娘からは「救急車を呼び」と言われました。

ちょうど1年前に寒修行の最終日に同じ様な状態で息子は脳梗塞で倒れて、その時は救急車を呼びました。
しかし、その後もずっと息子からは「救急車なんか呼んで」と怒鳴られ、「あの時、救急車を呼ばなかったらそのまま死ねとったのに」と言われて、切ない思いをしたことがあたまをよぎりながら、様子を見ていると、呼吸も落ち着き、顔色もよくなったので安心しました。

次の日から、息子を家に置いたまま寒修行に行くのはとためらう気持ちがありました。しかし、娘が支部長さんから「寒修行は続けなさい」とご指導を頂いたと電話をくれました。私は、大安心の気持ちで寒修行に臨みました。

翌朝から、寒修行に行く際は「行って来るね」と声を掛け、息子からも「母ちゃん、気を付けて行っておいで」と返してくれました。優しく送り出してくれる息子に感謝しながら行かせて頂きました。

寒修行が終わりホッとした気持ちでいると、息子から「毎日送り迎えして下さる主任さんが一番修行してらっしゃる。車に乗せて貰ってる母ちゃんは修行がまだまだ浅いわ」と戒められました。ちょっと厳しい言葉と感じましたが、私にとっては自慢の息子であり、大事な息子だと改めて感じさせて頂きました。
寒修行のおかげ様で、息子の心に寄り添える私にならせて頂けました。有り難うございました。
合掌
大久保地区  Nさん