婦人部講座「きらら」 第3回    2009年7月13日(月)

<前回チャレンジ課題>

3回きらら教会長
*「目の前の人を」   ➪「喜ばせよう」
             「幸せにしよう」
             「生かそう」
             「仏性にめざめさせよう」
             『尊敬・合掌・賛歎』

 二男が、高校を辞めたい、と言っています。支部長さんに相談し、「学校は、二男の輝ける場所ではない」と言って頂き、それまで冷たい言葉しか、かけられなかったのが、「帰ってきてくれて、よかった」という優しい言葉がでるようになり、本人もうれしそうにしています。毎日続けることは難しいけれど、信じて実践していこうと思っています。          (尼崎南支部 Kさん)
<教会長>
 あなたは、りっぱに「安全基地」の役割を果たしています!
子どもは、安全基地があると、どんな困難も乗り越えることができます!
みなさんは、家族にとって、いごこちのいい「安全基地」になっているでしょうか?
      「安全基地」とは  
 ① やりたい事をやらせる
 ② 応援団に徹する
 ③ 欠点を受け入れる
 ④ 困ったときに、手助けをする

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「開祖さまに倣いて」 第3章「100パーセント救われる・・・法華経」

救い> 現象面での「救い」には、限界があります。本当の救いとは、
       「自分の中にそなわっている仏心に気付くこと」です。
 
 自分の欠点ばかりを見つけて、「ただの石ころだ・・」と思っていた人が、「いや!自分は宝石なんだ!素晴らしい生き物なんだ!」と気付くことが、大事なのです。
 
 毎日、生きることに精一杯な人も、みなさんのように、「きらら」に参加して、ちょっと立ち止まって、自分はどうかな?と、見つめてください。それは、とても大切な時間なのです
きらら 法座
婦人部 きらら法座Ⅱ

kirara3kai

テキストP.32~36は、一気に読んでください
 
 自分にとって都合のいい人ばかりといても、自分を輝かすことは、できません。自分を困らす人、やっかいな人がいてこそ、泣いたり、悩んだりして、真剣に生きることができるのです!自分が輝く宝石になるためには、好きな人も、嫌いな人も、必要なのです!
(これは、究極のプラス志向です

 すべてを、幸せの因と見るためには、物の見方、受け止め方の基礎が、大事です!
そのためには「訓練」が必要です。

「まさか、この人が?」➪「訓練」➪「もしかして、この人も、宝石なのか?」➪「訓練」➪「この人も宝石なのだ、と時々思える」・・・・それで、いいんです

*テキストのP.36に、「同じ日に夫婦で骨折をした人の話」が書いてあります。
 普通なら、暗くなるところが、訓練を受けた人からの言葉によって、いっぺんにその場で、救われたのです!

*今日、ある支部長さんが、先日、本部で「教師」の資格をもらわれた方のおたすきの裏に、全員に書いてあるはずの、「教師」の文字がなかったことを相談にこられました。
私はすぐに、「その方は、心のきれいな真っ白な方ではないですか?」とお聞きしました。そして、「その方に、おめでとう!あなたの宝は、真っ白で純粋な心ですよ!」とお伝えください、と言いました。
悩んでいた方も、仏さまから、思わぬプレゼントをもらって、うれしい気持ちになられました
 法華経は、逆転の発想なのです!
私達は、喜びを発見するために、信仰をしているのです!
直すことを目的にしない捉え方の訓練をしているのです!

「いやなこと」「よくないこと」も、自分の宝石を磨くために、必要あって起こっていると思うと、有り難く思えてくるのです!

本日のキーワード
「真剣」「本気」
ぬるま湯のなかでは、宝石は光りません!(なぜなら、マンネリ化して、「真剣」に生きることを忘れるのです)
大変な時は大きく変わるとき!(だまっていては、変わりません。「真剣」になるから、大きくかわるのです!)

「米」の生き方
  
↖ ↑ ↗    「真剣」に何本、命を外向きに(他のために)使えるか。
←  →    この生き方ができているひとは、輝いています!
↙ ↓ ↘    私達も、必ずできるのです!

「今の喜び発表

(北神支部 Kさん)
 子育てで、大変な思いをしているのに、主人は、ギャンブル、酒にあけくれています。今日は、ここへ、ストレス一杯でやってきました。
でも、今日のお話を聞いて、「私が、主人を直そう、という思いが強いから、しんどいんだ」ということに気づけました!主人も仕事でストレスがたまっているだろうに、私は「安全基地」になれていただろうか、と自己反省もしています。どうしたらいいのでしょうか?
<教会長>
 その状況で、笑顔でいられる人は、まず、いないでしょう。あなたの気持ちは、当たり前ですよ
今日、「気付き」の第一歩を踏み出せたことが、素晴らしいんです一歩を踏み出さないと、始まらないんです!
そして、つらくなったら、支部の人に聞いてもらって、ストレスをためないようにしてください。
(伊丹支部 Mさん)
 子どもが二人います。上の子が、4年前、学校で、友達や担任にまでもいじめられ、引っ越しをしました。今日、「全て、自分に必要なことしか現れない」と教えて頂きましたが、それが、宝石までには、思えません。
引っ越し先では、いい縁にめぐまれましたが、あのときの先生達のおかげで、今があるとはわかっていても、その人たちの仏性までは、拝みきれませんでした。
 そんなとき、今度は下の子が4ヶ月間入院をし、家族の支え合いが、必要となりました。
 今日のお話を聞いて、あのときの先生のおかげで、いい勉強をさせてもらっていたことに気がつき、喜びに変わりました
<教会長>
 そこに、気づけたのは、今日の勉強の大事なポイントです
先生のおかげで、先生の宝石、自分の子の宝石を見つけることが、できたのですね!

(西支部 Oさん)
 長男が、他校の子と金銭でのトラブルを起こしました。でも、そのおかげで、話もしたことのない、校長先生や、他校の先生ともお話をする機会ができて、よかったです!
<教会長>
 一見マイナスな事でも、苦とせずに、こういう受け止め方(信仰感)をしていると、子どもの成長や、自分の成長にもつながります。
いやな出来事の中でも、一筋の光が見れる・・・と感じとれるみなさんは、立派な宝石ですよ

<チャレンジ課題>

 今日から毎日、喜びと有り難みを見つけて、自分の宝石を輝かす
 見つけた瞬間に、あなたの宝石は光ります。誰に輝いたかなあ?何に感謝できるかな?次回の「きらら」までに、いろんな日がやってきます。どんな日であっても、必ず、最低一つは、見つけて下さい!約束です!

次回の「きらら」は、8月5日 10時からです。