2008年3月22日(日)10時より壮年部対象で、
布教員研修会が神戸教会、根本教会長を講師にお迎えし行われました。

布教員研修 教会長テーマは「今を生きる自分になろう」

1オンリーワンのいのちの輝き
2素敵に生きる生き方
3輝いて生きた人たち
4メッセージ
5今輝いて生きる自分になろう

まず、初めに根本教会長より、「いのち」=「奇跡の産物」1組の親子から
70兆分の1と言う確率の中から、いのちを頂いたという事。

また、選びに選び抜かれた「いのち」の存在である自分達だと認識すること
の大切さを教えて頂きました。

そして、聖フランシスコの平和の祈りを紹介され、
「主よ、私をあなたの平和の道具にして下さい。憎しみのあるところに愛を、
分裂のあるところに一致を、疑いのあるところに信頼をもたらす人を、愛される
よりも愛することに喜びを見出す人にして下さい」

この事から、「愛されるより、愛する」「尽くされるより、尽くす」そして、
「求めるより、与える生き方」を教えて頂きました。

輝いて生きた人たちの、代表として、「死を待つ人々の家を開設した、マザーテレサ」

「お金とは社会公共の物であり、個人の所有物ではないと、財産を元に財団をつくり、
また国際平和基金を設立した、アンドリューカーネギー」

「世界のホンダを創業し支えてきたが、会社は一族の物ではない、
とさわやかに引退した、本田宗一郎」

「貧しい、東北地方の農村改良問題に情熱を傾けた、宮沢賢治」

の4名を紹介し、
「あなたは、必要あってこの世に誕生したのですよ」
「人は受けるより与えることの方がもっと幸せなのである」
「人間というのは、困らなきゃ駄目です。絶対絶命に追い込まれた時にでる力が本当の力なんだ」

あなたの「いのち」、無駄なものなどなく、困難の壁にぶつかった時にこそ、あなたの本当の生き方が問われるのですよと、教えて頂きました。

本 ブルーその後、ドイツの詩人、シラー「友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする」などのメッセージを紹介して頂きました。

今回のテーマである、~今を輝いて生きる自分になろう~ 
「道心ある人を名づけて国宝と為す。故に古人の言わく、径寸十枚是れ、国宝に非ず、一隅を照らす此れ即ち国宝なりと」の、伝教大師の教えの中から、

本当の宝とは、「一隅を自分の輝きで、照らし、人の苦を抜き、喜びを人に与える」という菩薩、その場になくてはならない人。それが国の宝。
・一瞬一瞬を大切にし、自分の命を輝かそう!

「いま・ここ・われ」に生きる生き方こそ、無常の生き方ですよと教えて頂き、
葉 ライン

  壮年の役割
    1.家庭での役割
    2.神仏(先祖)を祀り、供養する
    3.仕事を精一杯させて頂く
    4.人様のため、社会のためになることをさせていただく
    5.三つの実践を率先しておこなう

    そして、最も大事なことは
    6.奥さんを大切にする(愛する)

葉 ライン

という事を、再認識し、
「社会布教の先頭に立ち、菩薩行で仏さまの教えを世に示していく」
と教えて頂き、実践させて頂こうと結ばれました。

布教員研修1