お父さん講座1今年は2007年問題もあり、戦後の日本を背負ってきた団塊の世代の退職、それに伴う再就職や年金問題など、一家を支えてきたお父さんが第二の人生を見つめ直す時期であり、また新聞紙上に掲載されている“いじめ”や“自殺”あるいは”殺人”といった記事も後が耐えません。
お父さん講座では、このような現実の問題や悲しみに対し、私たちがどのようにしていくことが大切であるかを学ぶ場と考えております。より良い世の中にする為、私たち一人一人が父親の役割、母親の役割をしっかりと確認し、家族全体で取り組んでいこうと7月29日に行われ、約100人が参加されました。壮年部さん(54歳)が「自分が変われば相手が変わる」と学んでもなかなか妻に感謝やお詫びの言葉を伝えられずにいたが、ある日、夫婦喧嘩をした時、勇気を出して謝ることができた。夫婦の信頼関係が一層深まったと体験説法されました。続いて神戸家庭教育研究所の石本専任講師が「家庭の絆」をテーマに講演。「子供は自分が育てられたようにしか育たない」と述べたあと、子供を育てる家庭環境をつくる上で両親の触れ合い方が重要な要素であると指摘されました。夫婦円満の秘訣として「相手の心を受け入れる」「賞賛する」「合わせる」「感謝する」の4つを紹介。その上で「思いやりのこもった言葉があふれる家庭をつくることがおもいやりのある子供を育て、ひいては本当の意味で豊かな国づくりにつながる」と教えてくれました。
講演後アンケートを実施しました。毎日少しずつみなさんの感想をご紹介していきます。

□初めて研修に参加させて頂きました。夫婦の心のふれあいに欠けていた状態を反省させられました。家庭の中で暖かい言葉を添えていく実践をさせて頂きます。

□子供の意見を尊重していきたいです。

□素直が一番ですね!

□家族の躾の大切さを知ることが出来ました。日々の生活実践が子供達に生きていくことを知りました。