明けましておめでとうございます。

令和8年の幕あけです。今年も皆さまにとって幸多き年になりますよう祈念いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は、阪神淡路大震災30年慰霊式典に会長先生御夫妻にご来神いただき、皆さまとともに祈りと布教精進を誓い合いました。また、教会発足75周年を迎え「斉家・継承・育成」をめざして「惜しみなくつながる」精進を展開していきました。今年も引き続きこのテーマのもと常精進をしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

今月の会長先生のご法話は「宮沢賢治に学ぶ① 大きな視点と菩薩のこころ」です。「世界ぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という宮沢賢治の有名な言葉は、より大きな視点で自他の幸福を考え実践することが、私たちの課題であり責務だということ。そして、菩薩のように生きようという純粋な決意と願いによって自然に人さまを深く思いやり、それが共感や共鳴を呼んで菩薩を生む(菩薩が菩薩を生むこと)をご指導くださっております。

会長先生は、本会の創立百周年に向けて「人を植える(人づくりの本質)」ことの大事さをご指導くださっております。それは、自分の幸せだけではなく、家族や地域の人はもちろん、遠い世界の人びとをも幸せにしたい、救われてほしいと願って力を尽くす、思いやりの心をもった人に育てていくことが、菩薩を育てることで、そんな安心を与える菩薩がいるところがオアシスとなっていくと教えていただきます。いつも心にオアシスをもち続けたいですね。

今月は、会長先生より御親教をいただき、布教伝道と菩薩行の実践をお誓いします。17日は阪神淡路大震災31年慰霊式典があります。みなさまとともに慰霊供養を捧げてまいりたいと存じます。また20日より本部配信に合わせて寒修行(各家)もさせていただきます。一年の計を各々がしっかりと心に決めて、心田を耕しつつ、「斉家・継承・育成」をめざして「惜しみなくつながる」布教精進をしてまいりましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。

合 掌

教  会  長 西  村   季  代  子