ひめゆり2  (第七回 高校の翼)沖縄へ


戦争で犠牲になられた方々の慰霊供養に高校生が参加しました。

戦争を知らない子供たちは、現地で今もまだ残る傷跡を目にし、語り部さんの話を聞いて戦争の悲惨さを感じ、今、平和に暮せる幸せに感動したようです。

行く前と比べるとひとまわりもふたまわりも大きく成長して帰ってきました。

 

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914-22   初参加の溝口君の感動と決意です。

「沖縄は観光地。海がきれい。そんなイメージでした。事前教育、二泊三日の慰霊行脚で大きく変りました。日本で唯一の地上戦、一般市民を巻込み20万人もの犠牲者を出した沖縄。ひめゆりの塔資料館で見た映像は特に印象に残りました。僕と同年代の女生徒が戦場に赴き傷兵を救護。敗戦を目前に集団自決の声が出る中で先生は、一人でも多く生きてこの戦争の悲惨さを後の世に伝えてと託されました。

亡くなった方も、生き残った方もそれぞれの辛い思いの中で語り継がれたものが僕たちの前にあります。

僕は、見て聴いて知った戦争の悲惨さ、愚かさ、平和である事の有難さを、出来る限り多くの人に伝えることが、自分のお役と思いました。

 高校の翼では、教科書やテレビでは分からなかった事を、自分の肌で感じる事が出来て本当に、参加して良かったです。」

                       合掌