先日、おばあちゃんが天国へ旅立ちました。

94年間、大好きなおばあちゃんと過ごせて幸せでした。

おばあちゃんが、私にありがとうコールを教えてくれました。
今日は、ご供養の前にみんなでありがとうコールをしました。

おばあちゃんはいつも会社から帰って来た私に、「暑かったね。寒かったね。さやかおかえり。今日はどうだった?」と声をかけてくれます。不安なことを相談したら「大丈夫だよ」と安心させてくれたことを思い出します。
おばあちゃんがこけて、体が思い通りに動けなくなってから、「みんなに迷惑をかけた、こんな体になって」と、弱音を吐くようになりました。
「迷惑じゃないよ。今までみんな、助けてもらってばっかりだよ。今までがすごかったんだよ!ゆっくり休んでね。」と私から声をかけるようになって、これまでと逆になって、一杯恩返しできた日々が、とても幸せでした。

最後元気になった時、「さやか、みんなをよろしく」「最後の最後まで頑張って会社に行っておいでや」と言ってくれました。

病院に立ち会った時、早退して来た私を見て、「会社は?」と心配してくれました。
お父さんお母さんお姉ちゃんよっちゃんと一人一人に声をかけてくれるほど元気になり、私達を一晩ぐっすり眠らせてくれました。

そして、翌日おばあちゃんは、この世を去ってしまいました。

お通夜と葬儀の時に、
お姉ちゃんや教会の方、おばあちゃんのお姉さんに会えた事を、本当に喜んでいると思いました。

7日毎のご供養の後に、おばあちゃんは、「姿が見えなくても台所にいるよ」と言ってもらい、だんだん心が落ち着いてきました。

おばあちゃんが残してくれたありがとうコールを、これからは私が受け継いで、家族やみなさんのことを思って、”ありがとう”をたくさん見つけて生きていきたいです。

おばあちゃん、94年間、本当にありがとうございました。    合掌  (sayaka)