四月八日は仏教の三大行事である降誕会(お釈迦さまがお生まれになられた日)です。
これに先だって「お花まつり」を新長田の商店街「アスタくにづか」で行いました。
この地は阪神淡路大震災で多大な被害を受け、多くの尊い命が失われました。復興の進むこの場所で、多くの人達がお釈迦さまに出会い、幸せを願っていただけたことは本当にうれしい有難いことでした。

支部教務員

湊川:花まつり04
僕は、お母さんにさそわれて参加したけど、最初は行きたくなかったし、早く帰りたかった。
けど、お母さんが「手伝ってよ」と無理やり言うのでついてきた。
僕は、荷物を運んだり、水をくんだり、風船をふくらませたりした。途中から、チラシと甘茶も配った。けどスルー(受け取ってくれず、止まってもくれない)する人に、腹が立った。夜、お母さんに「今日はどうやった?」と聞かれたので、腹立った事を話した。
「そうやな。でも受け取ってくれた人もいたな。僕が逆やったらどうしてた?」と聞かれたので
「興味のない事やったら、僕もスルーしてるな。」と言うと、「今日受け取ったり、話を聞いてくれた人ってすごいよな。」と言われて、本当やなと思った。僕は、もしどこかで声をかけられた時は、興味のない事でもスルーしないようにしようと思った。

小5男子S.T

湊川:花まつり03
私は、毎年参加しています。いつも、最初は、緊張して、あまり配ることができません。だけど少しずつ配るとなれてきて、いっぱい配れるようになりました。4月8日は仏さまの誕生日なので、いっしょうけんめいそれを説明して、皆んなにお祈りをしてもらいました。皆さんうれしそうにしているので、私もやる気をいただいていました。それに、していただいた方には
「小さいのにがんばっているね」
と言われて、すごく嬉しかったです。
そして、皆んなで配り終わったとき、皆んなから
「がんばったね。がんばったね。」
と言われてすごく嬉しかったです。
仏さまお誕生日おめでとうございます。

小5女子Y.S

仏教三大行事の一つのお釈迦さまのお誕生された4月8日を一人でも多くの人に知って頂く為に、パンフレットを配らせて頂きました。
すると、会うはずのない知人と会い、心よく誕生仏に甘茶を注いで、お祝いして下さいました。その時に機関紙「佼成」をお渡しして、布教する事が出来、とても有難かったです。また、思いもよらない所で、パンフレットをお配りした人が、知人の方にお伝えし、お祝いして下さった事にも、凄く感動しました。通りすがりの人であっても、ちゅうちょしないで、お祝いしている姿を見て、二千五百年の時を経て、繋がっているのだと深く思いました。

支部青年女子部長N.M

湊川:花まつり02
今回、初めて花まつりキャンペーンに参加しました。街頭で歩いてる人に声をかけてお釈迦様の像に「あま茶」をかけていただくという事でした。最初は仲々知らない人に声を掛けるというのに抵抗があり、できなかったですが、皆さんがやっているのを見て私も頑張らないと・・・と思い、1人、2人と声を掛けていくと少しずつ慣れていきました。無視する人や心よくしてくださる人、様々でしたがなんとか無事すべて配り終えた時、今回参加させていただいて良かったな・・・と思いました。皆さんと一緒に一つの事を一生懸命させてもらえた事と、人見知りで初めて合う人声を掛ける事への抵抗が少しはマシになった様に思うからです。まだまだ今回は人を見て声を掛けてたと思うので来年にはどんな人にも声をかけられるような自分になっていたいと思います。

婦人部庶務 E.S

新長田の商店街で、仏さんをお祭りして、道行く人に、あま茶をお渡ししました。
若い方でも感心を持たれ、立ち止まって下さる方や、「有難う」と言って下さる方もあり、うれしく思いました。
土地柄で、自転車で往来する方が多く、お年寄りもしっかりした足どりで、年輩の方が多いと言われる長田ですが、シルバーパワーを感じました。
自分も含めて、元気で動けて、働ける事、素晴らしい事だと、つくづく感じました。
時間が経つにつれ、人通りも増え、沢山の方に、花まつりをお伝えする事ができ、有難かったです。

婦人部員 H.I

花まつりキャンペーンの日は、朝から風が強く寒い日でした。買い物帰りの方に今日は願い事をして、お釈迦様に甘茶をかけて帰って下さい。
今日は主人の命日で花を買いに来た帰りです。喜んで甘茶をかけて、又お逢い出来るといいですね。ありがとうございましたとお礼をのべ帰られる後姿に私の方こそありがとうと合掌せずにはおれませんでした。心の中にほのかな灯火を頂いて感謝の時間をすごさせて頂き、花まつりの意義にふさわしい出逢いをありがとう。

組長 M.K(76才)

湊川:花まつり01